トヨタがノアなど22車種32万台を再リコール、燃料ポンプ不具合でエンスト

トヨタ ノア(2018年)
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トヨタ自動車は11月2日、『ノア』など22車種について、燃料ポンプに不具合があるとして、再度、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2017年7月3日~2020年1月14日に製造された32万8108台

対象車両は、低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)の成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。

改善措置として、全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換する。

不具合は301件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。

今回の不具合について、トヨタは2020年3月4日付けで30車種/11万2934台を対象に、同年10月28日付けで39車種/21万0363台を対象にリコールを届け出たが、検証を進めた結果、対象拡大の必要性が判明したため、再度リコールを届け出た。

対象車種 トヨタ
・アルファード(2017年7月6日~2019年5月16日)
・ヴェルファイア(2017年7月6日~2019年5月16日)
・ヴォクシー(2017年7月7日~2019年5月23日)
・エスクァイア(2017年7月7日~2019年5月22日)
・クラウン(2017年7月11日~2018年4月27日)
・クラウンパトロールカー(2017年8月2日~2018年7月11日)
・センチュリー(2018年6月6日~7月9日)
・トヨタ救急車(2017年7月4日~2019年5月24日)
・ノア(2017年7月7日~2019年5月23日)
・ハイエース(2017年7月3日~2019年5月31日)
・ハリアー(2018年3月1日~2019年8月9日)・ランドクルーザー(2018年6月28日~2019年8月2日)
・ランドクルーザープラド(2017年7月10日~2019年5月22日)
・レジアスエース(2017年7月3日~2019年5月31日)

対象車種 レクサス
・GS300h(2017年7月7日~2019年7月22日)
・GS450h(2018年4月5日~2019年10月11日)・IS300h(2017年7月5日~2019年7月13日)
・LX570(2018年6月28日~2019年8月2日)
・NX300(2018年2月7日~2020年1月10日)
・RC300h(2017年7月6日~2019年7月13日)
・RX300(2018年4月20日~2020年1月14日)

対象車種 マツダ
・ボンゴブローニーバン(2019年5月7日~5月20日)

《纐纈敏也@DAYS》

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