1/64スケールクラスで実現するディテールへのこだわりと、興味深い車種セレクトで多くの支持を集める、アメリカ生まれのミニカーブランド『ホットウィール(Hot Wheels)』。
毎月豊富な新車種が追加されているが、登場するたびに好評を得ているのが映画『ワイルド・スピード』の劇中車を再現したホットウィールだ。
さらに5月19日にはシリーズ第10作『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』が史上初の全世界同時公開され、来年にはシリーズ完結作と噂される第11作が公開予定。『ワイルド・スピード』の注目度はさらに高まりをみせている。

そして長年にわたりシリーズをフォローし、これまでの映画公開時にも盛り上がりにひと役買ったホットウィールが黙って見過ごすはずがない。最新作『ファイヤーブースト』の劇中車だけでなく、歴代シリーズで人気を博した“名車”をまとめた特別セットを含めて35台を映画公開に合わせてリリースする。その全貌を一挙に紹介しよう!
歴代シリーズの名車を抑えるならマストアイテム! 限定のチャージャーとR32も入った「10カーパック」

絶対に見逃したくないのが「10カーパック」だ。記念すべき第1作『ワイルド・スピード』で主人公・ブライアンが乗った三菱『エクリプス』が鮮やかなボックスには、ホットウィールの基本仕様であるベーシックカーで再現された10台の劇中車が収まるのだが、そのうち「’68 ダッジ・チャージャー」と「日産 スカイラインGT-R[BNR32]」の2台は、この10カーパック限定モデルなのである。
![10カーパック限定の「’68 ダッジ・チャージャー 」「日産 スカイラインGT-R [BNR32] 」は必見](https://response.jp/imgs/fill2/1885808.png)
この他に日本車は第1作でブライアンが最初に乗る愛車「’95 三菱エクリプス」はもちろん「日産スカイラインGT-R[BNR34]」「日産シルビア[S15]」、アメリカ車は1968年型ダッジ・チャージャーのカスタマイズカーである「アイスチャージャー」「’20 ダッジ・チャージャー・ヘルキャット」「’87 ビュイック・リーガルGNX」、さらに欧州フォード製の「’70 フォード・エスコート RS1600」と996型の「ポルシェ 911 GT3 RS」が並ぶ。ディスプレイとしても、コレクションとしても、絶対に手に入れたい今だけのスペシャルなセットだ。
クルマ好きも納得の5台をセットに! 人気車種から厳選された「5カーパック」

同じくベーシックカーで構成される「5カーパック」も登場。「’70 ダッジ・チャージャーR/T」「トヨタ・スープラ」という第1作の主役級マシンに加え、第3作『ワイルド・スピード X3/TOKYO DRIFT』の「’67 カスタムマスタング」、第4作『ワイルド・スピードMAX』の「’77 シェベルSS」、第6作『ワイルド・スピード EURO MISSON』の「アストンマーティン 1963 DB5」を揃えた。

それぞれの車名に、登場した作品のタイトルロゴが添えられているボックスアートは、『ワイルド・スピード』シリーズのファン心をくすぐる演出だ。
本物仕上げの「プレミアムカー」も5台登場!リアルなミニカーを抑えるなら外せない

プラスチックのシャシーとタイヤで構成されるベーシックカーに対し、ダイキャストシャシーとリアルライダーと呼ばれるゴムタイヤを採用し、鑑賞目的でもより楽しめるプレミアムカーでは、5アイテムを展開する。「1969 シェビー・カマロ」は、レーシングドライバーのドン・イエンコがGMに特別注文したイエンコ・カマロがモチーフ。劇中では第2作『ワイルド・スピードX2』で、敵の乗る大型船へとジャンプで突入するシーンが鮮烈だった。

第7作『ワイルド・スピード SKY MISSION』に登場した「Wモーターズ・ライカン・ハイパースポーツ」も、ドバイの超高層ビルの上で宙を舞うシーンが衝撃的だった1台。希少なスーパースポーツが派手なアクションを繰り広げるのも『ワイルド・スピード』シリーズの見せ場だ。
さらに、第8作『ワイルド・スピード ICE BREAK』の「1971 プリマスGTX」、第9作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の「ダッジ・チャージャーSRT ヘルキャット・ワイドボディ」、スピンオフ作品となる『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』でサモアのシーンに登場する「トヨタ・ランドクルーザーFJ60」をラインナップする。
ここまでのホットウィールは玩具店やECサイトなど、広く販売されるアイテムだ。これらのアソートとは別に、今回も限られた店舗でしか手に入れることができない、限定のホットウィールが用意される。
ドン・キホーテ系列店舗限定の「プレミアムバンドル」は特別感たっぷりなパッケージデザインにも注目

まずは驚安の殿堂こと、ドン・キホーテ系列店舗の「プレミアムバンドル」。プレミアムカー5台のセットで、黒地にホットウィールと『ワイルド・スピード』の原題『FAST & FURIOUS』のロゴが入るボックスはプレミアム感漂う仕上がりだ。
セット内容はカリスマ性たっぷりの品揃え。「’65 コルベット・スティングレイ・クーペ」「’69 フォード・マスタング BOSS302」「’61 インパラ」「’66 シェビー・ノヴァ」「ハマーH1」と、アメ車好きにも刺さるセレクトだ。
ヤマダデンキ限定アソートは10台! 最新作「ファイヤーブースト」登場のエルカミーノに熱視線

大手家電量販店である、ヤマダデンキ限定の「ワイルド・スピード テーマアソート」。なんと10台の劇中車をベーシックカーでラインナップする。パッケージには、歴代登場作品のロゴが入っている点も見逃せない。

新金型での商品化は2台。まずは「シェビー・エルカミーノ」。アメ車ファンに人気のセダンピックアップで、パッケージには最新作のロゴがプリント。ぜひ映画館のスクリーンでその姿を探してみよう。

日本を舞台にした第3作『ワイルド・スピード X3/TOKYO DRIFT』で活躍した、「2003 三菱 ランサーエボリューションIX」も新規アイテム。エボIXでありながら、エボVIII風デザインのエアロを装備した顔つきもしっかり再現されている。
その他のアイテムは、和製スポーツカーの「日産 スカイラインGT-R[BNR34]」「’95 マツダ RX-7」、アメリカ勢の「ダッジ・チャレンジャー・ドリフトカー」「ビュイック・リーガルGNX」「ダッジ・チャージャー・デイトナ」、欧州ハイパフォーマンスカーの「ジャガーXE SVプロジェクト8」「ポルシェ 911 GT3 RS」「ランボルギーニ・ムルシエラゴ」。スクリーンの中で爆走したクルマたちのカラーリングやカスタムを、ディテールに至るまで立体化した仕上がりは、ぜひ手に取って確認してほしい。
店舗により入荷や在庫の状況は異なるので、すんなりコンプリートできればラッキーだろう。お目当てモデルの捜索も楽しんでいただきながら、ぜひ全車種のコンプリートにも挑戦してみてほしい。
最後に各アソートの気になる価格をおさらいする。歴代シリーズの名車が10台揃った「10カーパック」の価格は5,500円(税込)、通好みの5車種が揃った「5カーパック」の価格は1,925円(税込)、リアルライダー仕様が揃うプレミアムカーの価格は各825円(税込)。ドン・キホーテ系列店舗限定の販売となるスペシャルパッケージに包まれた「プレミアムバンドル」5台セットの価格は4,345円(税込)。ヤマダデンキ限定の販売商品でバリエーション豊かな10台が揃った「ワイルド・スピード テーマアソート」の価格は各550円(税込)。
最新作の公開で盛りだくさんのバリエーションが一挙リリースされる映画『ワイルド・スピード』関連アイテムは、目移りしてしまいそうな充実ぶりだが、ゲットしたいお気に入りの1台は見つかっただろうか。今回のアイテム以外にも魅力的なミニカーが目白押しのホットウィール、最新情報は公式Facebookをフォローしてチェックしよう!
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