アストンマーティンのフラッグシップ『ヴァンキッシュ』に設定される高性能モデル「ヴァンキッシュS」を、スクープ班のカメラが初めて捉えた。高性能仕様の「S」は初代と2代目に設定されていたが、現行・3代目では約8年ぶりの復活となる。
【スクープ画像】アストンマーティン ヴァンキッシュSのプロトタイプ
2027年の発売が予想されるヴァンキッシュSは、標準モデルをベースに空力性能を重視したアップデートが施される見込みだ。プロトタイプおよび排出ガス試験車両を示すステッカーを装着したテスト車両には、より大型化したフロントスプリッターや改良型トランクリッドスポイラーが確認できる。
リアまわりでは、エアロダイナミクスディフューザーも変更されている。拡大画像では追加された2本のテールパイプが確認できるほか、トランクリッドのカモフラージュメッシュ内側にも2つの排気口が見える。これら4本の排気口が全部実際に機能するかどうかは現時点では不明だ。
足まわりでは、21インチのYスポーク鍛造アロイホイールを装着している。このホイールは小型スポーツカー『ヴァンテージS』から流用されたものとみられる。アストンマーティンはこれまでにも、高性能モデル向けに既存パーツを活用してきた。
アストンマーティン ヴァンキッシュS のプロトタイプアストンマーティンはヴァンキッシュSの存在を正式には発表していない。しかし『DB12 S』の例を踏まえると、より高出力なエンジンやシャープなシャシーセッティング、アグレッシブなボディキットの採用が予想される。
標準仕様のヴァンキッシュは、ツインターボ5.2L V12エンジンを搭載し、最高出力835ps、最大トルク1000Nmを発揮する。駆動方式は後輪駆動で、8速ATを組み合わせる。ヴァンキッシュSでは、ここからさらなる高出力化が図られる。
現行型ヴァンキッシュは2024年9月に発売された。ヴァンキッシュSは2026年後半から2027年初頭に登場する可能性が高い。市場投入されれば、フロントエンジンのフェラーリ『12チリンドリ』や、ミッドシップエンジンのランボルギーニ『レヴエルト』などと競合するだろう。










