
【株価】トヨタは下げても時価総額トップに
前日大幅高を演じたとあって、利益確定の売りに全体相場は反落。もっとも、下値では機関投資家(投資信託、保険会社など)の買いが入り、平均株価の下げ幅は10円程度に収まった。自動車株は全面安。

トヨタ、連結通期業績を上方修正
トヨタ自動車の鈴木武常務役員は5日の2003年9月中間決算発表の席上、「下期の円・ドルレートが現状水準で推移すれば、増益を確保し、前期に続いて過去最高の達成に努めたい」と述べた。鈴木氏はこれを「実質的な業績予想の上方修正」と補足、4期連続の最高利益確保に自信を示した。

トヨタ、北米販売好調---今期200万台の大台に
トヨタ自動車は、5日の9月中間決算発表の席上、今年度北米販売が212万台と初めて200万台を突破する見通しを明らかにした。前期実績は198万2000台だった。

【株価】円安で全面高---日産の上げ幅が100円を上回る
先週末の米国株式の大幅上昇、円相場の1ドル=111円台への下落を好感し、全体相場は急反発。平均株価は約2週間ぶりに1万800円台を回復した。円安から買い安心感が広がり、自動車株は全面高となった。

【トヨタF1ドリーム】スパイ容疑「私たちは何一つ悪いことをしていない」
今シーズン開幕時、トヨタの「TF103」が非常にフェラーリ「F2002」に酷似していることから、“トヨタエンジン搭載フェラーリ”と一部で呼ばれていたが、それは単なるジョークでは済まなかったようだ。

【トヨタF1ドリーム】スパイ容疑!!……フェラーリの技術を
トヨタ自動車のF1チームを運営するドイツの子会社トヨタ・モーター・スポーツ(TMG)が、10月30日に産業スパイの容疑でドイツ警察当局が家宅捜索するとともにTMGの社員と元社員2人に事情聴取していたことが明らかになった。

【東京ショー2003速報】トヨタ『PM』の車車間通信---コンセプトを現実に
特異な変形動作を行うため、子供の頃に変形ロボットアニメにどっぷりと浸った30歳代の男性からの注目度が高かったトヨタ『PM』には、近くを走るPMとメッセンジャーなどを使って情報交換ができる車車間通信対応となっている。

【神尾寿のアンプラグドWeek】モーターショーで見た「個のクルマ」の可能性
通信ジャーナリストの視点で興味を持ったのが、トヨタの『PM』やスズキの『S-RIDE』などパーソナル性を重視したコンセプトカーが、車車間通信によるメッセージ交換機能を積極的に取り込んでいる事だ。

【株価】中国でローン事業のトヨタ続落
日産自動車が前日比11円の1232円と反発。富士重工業が続伸し、マツダ、日野自動車工業もしっかり。一方、中国でのローン事業参入を報じられたトヨタ自動車が、70円安の3130円と続落。ホンダ、いすゞも反落した。

日本メーカーの現地化好調……上半期の海外生産
日本自動車工業会が発表した2003年上半期(4−9月)の日本メーカーの海外生産統計によると、上期の海外生産統計台数は前年同期比12.0%増の416万2125台と大幅に伸びた。トヨタ自動車の中国での新工場稼動開始など、現地生産化が進展した。