キミ・ライコネンの契約延長決定で、マクラーレン離脱が決定的になったデイビッド・クルサード。次の移籍先としてトヨタが濃厚との報道がすでに流れている。
またウィリアムズとの契約延長交渉が暗礁に乗り上げているラルフ・シューマッハにも別の選択肢としてトヨタの名が浮上。
今シーズン限りでトヨタとの契約が終了するオリビエ・パニスは、誰にもシートを渡すつもりはないと語る。「デイビッドとラルフがチームに加入するとの噂は聞いたよ。でも彼らがどう考えようと、僕は来年もここにいるつもり。僕のポジションを確保するに足る仕事をする自信は大いにある。ミハエル・シューマッハ同様、僕も辞めるつもりはないよ」
「でもなぜ急にトヨタに興味が集中したのかは理解できる。トヨタは素晴らしい未来があるチームだから。この業界でも巨大なパワーになろうとしているし、僕自身もまだまだ実力を証明できるものを持っている。僕の勝利は1996年モナコでの1勝だけだけど、引退するまでにぜひ増やしたいね」と、パニスは語っている。