マツダWebメンバーズでは、応募者の中から抽選で1名様に『プレマシー』を。抽選で30名様に7000円分の商品券をプレゼントする「ダブルチャンスキャンペーン」を実施している。締め切りは4月21日。
米国株式が大幅安となったことを受け、全体相場は3日ぶりに反落。自動車株は高安まちまちとなった。トヨタ自動車が反発。大手経済紙が「03年3月期の業績が3期連続の経常最高益更新になった模様」という観測記事が好感された。
マツダ『RX-8』の開発責任者、片渕昇主査(プラットフォーム・プログラム開発推進本部、第3プラットフォーム・プログラム開発推進室)は、開発の原動力は「スポーツカーが好きだ」というスタッフの気持ちだったという。
マツダは17日、『デミオ』のウィンカーレバーに不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。昨年6月から今年3月までに生産された5万1264台が対象。
『RX-8』のデザイン開発をまとめた前田育男チーフデザイナーは、「マツダにしかできないデザイン、スポーツカーの新しい姿」を追求したと言う。ここでもコンパクトなエンジンが出発点で、とくにフロントエンドのデザイン自由度は大きかったそうだ。
マツダ『RX-8』はスポーツカーを4ドア4シーターというパッケージングで具現化した。具現化できた理由として開発責任者の片渕昇主査は「チャレンジスピリット。マツダのエンジニアの夢と情熱があったから」と言い切った。
「実はAT車のステアリングに組み込まれているパドル式のシフトですね。これには本当に最後の最後までこだわりました。触ったときの質感、操作したときの感触、そしてデザインまでありとあらゆることをリクエストしました」と前田さん。
マツダ『RX-8』のフリースタイルドアの開閉で、もうひとつ注意しなくてはならないことがある。運転席や助手席にシートベルトを装着した人が座っている状態でリアドアを勢い良く開けてしまうと、前席の人が強い力で限界いっぱいまで拘束されてしまう。
フリースタイルドアはフロントドアを開けないとリアドアを開閉できない仕組みになっている。「4ドア4シーターのスポーツカー」というアピールだが、ドアとしてはあくまでも補助的な位置付けであるため、フリースタイルドアだけを開閉することはできない。
『RX-8』は新開発されたロータリーエンジン“RENESIS(レネシス)”を搭載しているが、マツダとしては「ロータリーエンジンを復活させた」という思いが強いようで、RX-8車体の各所にロータリーを模ったモチーフがいろいろと配置されている。
神戸製鋼所は、同社と神鋼アルコア輸送機材が供給するアルミ材が、マツダの『RX-8』に採用された、と発表した。アルミ材を使用した部位では、スチールを使用する場合にくらべ、40−50%の軽量化を実現した。
『RX-8』のデザインについて「ここは特に力を入れました」と、前田育男チーフデザイナー(デザイン本部・アドバンスデザインスタジオ)が語るのはフロントフェンダーの部分だ。しかも樹脂を使わず、あえて鋼板のプレス成型にこだわったという。
センターピラーレスのボディ構造、後席への乗降を円滑化するためのフリースタイルドア、そして「意外に短いな」という印象を与えるフロント部分など、『RX-8』にはこれまでのスポーツカーと一線を画すような特徴が数多く見られる。
RX-8の場合、北米では「Pure-blooded sports car」、あるいは「Four-door sports car」と称しているが、メーカーが「これは4ドアのクルマだ」と主張している以上、保険会社からは「スポーティな運転もできる4ドア車」と評価せざるを得ないとみる。
マツダは『RX-8』を“4ドア4シーターの本格スポーツカー”と定義している。だが、「スポーツカーってどんなクルマ?」と言われたとき、大抵の人が2ドアクーペ形状のものを真っ先に思い浮かべてしまうのも事実だ。国内商品ブランドマーケティング部の溝田さんは「RX-8はスポーツカーです。しかも家族全員で楽しめます」と胸を張る。