マツダといすゞは4日、いすゞの小型トラックを2004年後半からマツダにOEM(相手先ブランドによる生産)供給することで合意したと明らかにした。供給量は年6000台程度となる。マツダは小型トラックの自社生産から撤退しており、今年5月からはプレス工業に委託生産していた。
米国株式の反発、海外投資家の買いを受けて、全体相場は3日続伸。自動車株は全体にしっかり。日産自動車は日続伸。ミニバン『プレサージュ』の全面改良を発表したが、為替相場が円安気味に推移していることも好材料。
米連邦公開市場委員会(FOMC)による金融政策決定を控え、様子見気分の強い中で全体相場は小反発。自動車株は買い戻しが入り、上げる銘柄が目立った。
マツダは、山口県の防府工場で、次世代グローバルCカーの『アクセラ』の欧州仕様モデルの生産を25日から開始したと発表した。生産開始に先立って工場内でセレモニーを行い、マツダの最量販車の生産開始を祝った。
車名のアクセラは、アクセレーター(加速する、前進する)とアクセルレーター(アクセル)とエクセレント(魅力的な、際立った、卓越した)を語源とした造語。運転の喜びに伴う若々しい「感情の高鳴り」アクセレーション)と、無限に広がる可能性「X」エックス)を表現した。
マツダは25日、次世代グローバルCセグメントカーの車名を発表した。日本国内で『アクセラ』、海外市場には『Mazda3』の車名で導入する。Cセグメント、すなわち事実上『ファミリア』の後継となる。アクセラの実車発表は今秋を予定、欧州仕様モデルは今年9月に開催されるフランクフルトモーターショーに出品される予定。
米国株式相場の大幅下落を嫌気し、全体相場は6日ぶりに反落。平均株価は今年3番目の下げ幅を記録した。自動車株も軒並み安。完成車メーカーが軒並下げた中で、トラック部品メーカーのプレス工業が絶好調。排ガス規制に伴うトラック特需への期待から、国内証券の一角が投資判断を最上位に設定。
マツダが前週末比14円高の302円と続伸し、連日の年初来高値更新。『デミオ』『アテンザ』の好調で今期連結経常利益も4割増見込みとあって、出遅れ銘柄として人気を集めてきた。300円台回復は昨年9月以来。
マツダが発表した5月の生産・販売状況によると、国内生産は前年同月比1.4%増の6万1229台と、3カ月ぶりにプラスとなった。国内販売が好調に推移したため。
日産自動車が4日ぶりに反落。トヨタ自動車、ホンダも続落した。フォードのデビッド・サースフィールド副社長が「コスト削減に向け、マツダとの間接部門の統合をさらに進める」とのコメントが市場に流れたが、株価は無反応だった。
マツダは2004年度の技能系社員(高校・短大卒)採用予定を、今年度並みの200人にする計画を発表した。今後、相次いで新型車を投入するのに合わせて増産体制をとるため、ここ数年間ででは、比較的、高水準の採用となる。
マツダWebメンバーズでは、応募者の中から抽選で1名様に『アテンザ・スポーツ23S』か『アテンザ・スポーツワゴン23S』のいずれかを、30名様にアテンザの1/43スケールモデルをプレゼントするキャンペーンを実施している。締め切りは6月24日。
インターネット自動車販売サイトの『カービュー』を運営するカーポイントが発表した5月の人気車ランキングによると、マツダ『RX-8』が前月に続き2カ月連続でトップとなった。RX-8はマツダが4月に発売した4人乗りのスポーツカーで、人気を集めている。2位も前月と同じトヨタ『ウィッシュ』、3位が前月4位だったBMWの3シリーズだった。
英国の『エンジン・テクノロジー・インターナショナル』誌が主催する「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー」の2003年表彰が4日発表され、マツダが『RX−8』に搭載したロータリーエンジンが最高賞の「エンジン・オブ・ザ・イヤー2003」を受賞した。サイド排気ポートシステムにより、自然吸気で250馬力の最高出力を実現した「RENESIS」ロータリーの革新性が評価された。
マツダ『RX-8』上級仕様の「タイプS」と「タイプE」は「BOSE(ボーズ)サウンドシステム+9スピーカー」が標準装備される。これにはマツダ車で初めて採用された、ボーズ独自の特許技術、走行ノイズ補償機能システム「AUDIOPILOT」(オーディオパイロット)が備わる。