マツダの研究開発部門を担当する金澤啓隆取締役専務執行役員は、30日の新型『デミオ』発表会見で、今年秋にSKYACTIV技術を採用して発売する『アクセラ』の燃費改善について「デミオと同程度になる」と述べた。
SKYACTIVエンジンを搭載したデミオの燃費は、従来の1リットル当たり23kmから同30km(いずれも10・15モード)と約3割改善させている。
アクセラではSKYACTIV技術による新開発エンジンのほか、トランスミッションについても同技術を採用することにしている。エンジン排気量はデミオより大きくなるものの、新ミッションの採用でガソリン車としてはクラストップの燃費性能を目指している。
デミオのSKYACTIVモデルは当面、国内専用車となるものの、アクセラは国内を皮切りにグローバル市場に展開する計画。