マツダの輸出が42.1%減…5月実績

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マツダが発表した5月の生産・販売状況によると、世界生産台数は前年同月比15.0%減の8万2574台となった。東日本大震災の影響による部品不足で国内生産、海外生産ともに前年割れとなった。

国内生産は同11.8%減の6万2208台となった。震災の影響で減産を余儀なくされたものの、マイナス幅は5月よりも改善したほか、6月から通常レベルの操業に回復している。

海外生産は同23.4%減の2万0366台と大幅マイナスとなった。震災影響による在庫部品の不足が原因で減産したことを理由とするが、6月からは海外でも安定的に生産している。

国内販売は同30.7%減の1万2163台と落ち込んだ。減産の影響で新車の供給が遅れているためで、シェアは0.2ポイント上がって5.1%だった。

輸出は同42.1%減の3万1244台と大幅に落ち込んだ。円高が定着していることもあって、国内向けを優先的に生産した反動もあって落ち込んだ。

仕向け地別ではオセアニア向けが同87.2%増の7990台となったが、北米向けが同64.5%減の7269台。欧州向けが同46.9%減の9247台。その他が同42.9%減の6738台だった。

《レスポンス編集部》

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