マツダの尾崎清専務は3日、都内で開いた決算会見で為替動向について「円高自身は全然怖くない。時間はかかるが絶対に克服できる」との考えを示した。
その理由として尾崎専務は「商品力もさることながら、生産技術を含めたコスト削減で確実にその為替でも儲かる構造に我々は改善することができる。日本の製造業はそれだけのポテンシャルを持っている」と強調した。
尾崎専務よると今期は前期に比べて8円の円高になってもブレークイーブンにできる体質になったという。さらに尾崎専務は現状の1ドル=82円のレベルなら、2年位で対応できると見通しを示した。