
【株価】円高嫌気し全般に軟調、プレス工業も反落
値ごろ感からの買いが入り、全体相場は5日ぶりに反発。為替が円高気味で推移したため、自動車株は下げる銘柄が目立った。トヨタ自動車が反落し、ホンダは続落。こうした中、日産自動車が2円高ながら続伸した。

【ニュース解説】日本車欧州攻略に立ちはだかる3つの試練
日本車の欧州販売が好調だ。円安ユーロ高というフォローの風が吹いているものの、現地生産の拡充や欧州市場にマッチした商品力のテコ入れが実を結んできた。EUでは自動車に高関税を課しており、日本車にとっては攻めにくいマーケットでもある。だが、そのようなハンディを乗り越え、欧米メーカーと真っ向からぶつかる日本車の戦いは正念場を迎える。

【新聞ウォッチ】ふり向けばトヨタが……足下に火がついた欧米勢メーカー
8月上旬に集中した四半期決算を乗り切って、ひと足早く夏休みモードに入ったメーカーも多い。一般紙は、独自ネタよりも、発表記事の依存度が大きいだけに、きょうの朝日と読売の経済面からは早くも自動車関連のニュースが消えている。各メーカーは来週から本格的に夏休みに突入するが、当分の間は新鮮な自動車ネタは期待できそうにもない。

【株価】自社株買いのトヨタが3日続伸、トラック特需でプレス工が人気化
米国株安を嫌気し、全体相場は4日続落。平均株価は約1カ月ぶりに9300円台を割り込んだ。その中にあって、自動車株は好業績期待から上げる銘柄が目立った。日産自動車が続伸し、トヨタ自動車も3日続伸。トラック特需による業績拡大期待から、プレス工業が大幅続伸した。

トヨタ『ヴォクシー』をG-BOOK対応に、さらに特別仕様車も設定
トヨタ自動車は7日『ヴォクシー』を一部改良するとともに、特別仕様車を設定し発売した。オプション設定のDVDボイスナビゲーション付ワイドマルチAVステーションを、情報ネットワークサービス「G-BOOK」対応の最新型に変更。特別仕様車は、内外装を充実し高級感を高めた。

トヨタ、簡易板金修理を全国のディーラーに展開
トヨタ自動車は7日、簡易板金・塗装修理の「KIZUNAX(キズナックス)」を今月から全国のトヨタディーラーで展開を始めたと発表した。今年度末には全国1000店舗での扱いとする。同社は昨年7月から東京と札幌地区の一部トヨタディーラー6社の48店舗で試験展開してきたが、事業性のメドが立ったため全国に広げることにした。

【東京ショー2003】開幕前に燃料電池車にも乗れる
10月に開幕される第37回東京モーターショーでは、前回の乗用車ショーに続いて今回も試乗コーナーの充実が図られる。目玉は昨年12月からトヨタ自動車とホンダによって世界初の市販が始まった燃料電池車だ。

当然といえば当然---トヨタの国内シェア45%目標
トヨタ自動車が、2008年の国内販売シェア(軽自動車除く)目標を45%に。これは、7日付日経新聞朝刊での報道だが、05年からレクサス店の展開を図る同社が、次のターゲットとして45%というステップを設定するのは当然の措置でもある。ただ、現在のところ報道のように「08年という具体的な時期までは設定していない」(広報部)という。

【株価】円高ピークアウトで収益改善? 大手3社中心に人気を集める
米国株安を嫌気し、全体相場は3日続落。自動車株は大手3社を中心に上げる銘柄が目立った。トヨタ自動車は前日比40円高の3060円と続伸、日産自動車は12円高の1167円と反発し、ホンダも120円高の4740円と3日ぶりに反発した。この日下げたのは、マツダといすゞの2社のみ。

トヨタ『ヴォルツ』、新カラーの追加などで生まれ変わる
トヨタ自動車は6日、『ヴォルツ』を一部改良し、発売した。ボディカラーに新色を追加したほか、外装パーツを一部変更した。