
【新聞ウォッチ】トヨタ、「業績に急ブレーキ」は本当?
トヨタ自動車が4-6月期の連結決算を発表した。円高差損が300億円、米国での販促費が上昇したことから利益を圧迫し、結果的には「増収減益」となったが、四半期ベースで過去最高の販売台数を上げ、3400億円もの営業利益を計上している。

サイオン、05年目標販売台数は10万台
トヨタがアメリカで若者向けに立ち上げた新ブランド、「サイオン」だが、04年からいよいよ全米での本格的な販売が始まる。トヨタによると、05年度にはサイオンブランドのクルマの販売台数を10万台にするのが目標だという。

【株価】東京ラヂエターが人気化……一気に60円高
米国株安に加え、海外投資家の買いが細ってきたことを受け、全体相場は続落。自動車株はほぼ全面安となった。いすゞ向けが主力の東京ラヂエターが人気化。通期業績見通しを大幅上方修正、一気に買いを集め急伸した。

トヨタ『RAV4』に特別仕様……装備11万円追加で価格2万円アップ
トヨタ自動車は5日、『RAV4 L』『RAV4 J』に特別仕様車「X“リミテッド”」を設定し発売した。ディスチャージヘッドランプなど各種の快適装備を標準装着し、お買い得価格を設定した。

トヨタ、9月中間期の単独業績を上方修正
トヨタ自動車は5日、2003年9月中間決算の予想を、5月発表時点から上方修正したと発表した。為替が当初の想定より円安に推移していることや、海外での販売好調により、輸出が高水準で推移しているためだ。

米販売インセンティブ増加などで減益---トヨタの第1四半期決算
トヨタ自動車が5日発表した2004年3月期の第1四半期連結決算は、世界販売が好調に推移したものの、販売単価の下落や為替の影響により、増収減益となった。営業利益は前年同期比13.2%減の3407億円、純利益は同9.7%減の2225億円にとどまった。トヨタは、今期から米国会計基準を採用、前期との比較も同基準で行っている。

トヨタ『RAV4』をマイナーチェンジ、全車「超-低排出ガス」
トヨタ自動車は5日、『RAV4 L』『RAV4 J』をマイナーチェンジし、発売した。内外装をより、よりスポーティーに変更。排ガス性能は、全車「超-低排出ガス車」認定を取得した。

【F1ドイツGP決勝】モントーヤ、圧勝
いよいよ佳境に入ってきたシーズンも残り5戦。ホッケンハイムで行われたドイツGPは、今季初ポールポジションからスタートしたウィリアムズのフアン・モントーヤが、モナコに次ぐ今季2勝目を飾った。ランキングトップのシューマッハは7位にとどまったものの、貴重な2ポイントを獲得した。

トヨタ、『セルシオ』に進化したプリクラッシュ・セイフティ設定
トヨタ自動車は4日、高級セダン『セルシオ』をマイナーチェンジして発売した。安全性能をより高めるため、今年2月発売の高級SUV『ハリアー』に初採用したプリクラッシュ・セイフティ・システムを、一部仕様を除く全モデルにオプション設定した。

トヨタ、ホンダは過去最高---7月の米新車販売
7月の米国新車販売は、昨年が高水準だったため前年同月比4.5%減の151万2939台となり、4月以来3カ月ぶりのマイナスとなった。日本車の販売は好調で、トヨタ自動車とホンダが7月度としては過去最高を記録した。