
トヨタ、円高でも前期並みの連結営業利益確保へ
トヨタ自動車の荒木隆司副社長は11日、東京で決算発表の会見を行い、2005年3月期の連結業績について、「円高の影響を原価改善努力などで吸収し、前期並みの営業利益を確保したい」と述べた。

トヨタ決算、最終利益が1兆円突破…過去最高の嵐
トヨタ自動車が発表した2004年3月期連結決算は、最終利益が前年同期比54.8%増の1兆1620億円となり、日本企業として初めて1兆円を突破した。売上高、営業利益、税金等調整前利益も全て過去最高となった。

セダン不振のなか、トヨタ・クラウンは絶好調…4月の車名別販売ランキング
日本自動車販売協会連合会が発表した4月の乗用車車名別順位で、トップは1万1300台販売した『カローラ』だった。カローラの首位は、3カ月連続。2位には『クラウン』が1万0759台を販売して急上昇した。

【株価】全面安、ホンダのみが続伸
前週末の米国株式の急落を受け、全体相場は6日続落。平均株価は今年最大の下げ幅となり、およそ2カ月半ぶりの水準に下落した。自動車株も全面安。朝方こそ円相場の急落を好感して大手3社を中心に買われたが、市場の流れに飲まれて下げに転じた。

トヨタ、新型ETC車載器を発売
トヨタ自動車は、新型ETC車載器3機種を発売、5月6日から一斉に発売した。

【株価】悪材料相次ぎ三菱自動車が反落
海外投資家の利益確定売りに加え、円高の進行が嫌気され、全体相場は4日続落。自動車株もほぼ全面安となった。

トヨタ『ソアラ』を一部改良
トヨタ自動車は、ソアラを一部改良して6日から発売した。今回の改良では、フロントシートにリクライニング角度とスライド幅を連動で制御するシステムを新たに採用、室内の居住性、快適性を高めた。

ユニバーサルデザイン・ショウケースで見る、触る、知る
東京臨海副都心、東京テレポートタウンにあるトヨタのアミューズメント型ショールーム「メガウェブ」に、「ユニバーサルデザイン(以下UD)」をテーマにした施設が誕生した。建物の名称は「トヨタ・ユニバーサルデザイン・ショウケース」。

【D視点】トヨタ『クラウン』…主役交替を意識したか?
近頃の話題は、ミニバンやSUV、あるいはメルセデスベンツ、BMW、ジャガーなどの高級欧州車に限られていた。国産普通車のトヨタ『クラウン』クラスは蚊帳の外であったが、「ゼロクラウン」で久々に話題の中心になっている。その秘密を探ってみる。

トヨタ大政奉還への道…06年にも「章男体制」
トヨタ自動車は、取締役の大幅削減などによる新経営体制が、6月の定時株主総会を経て2年目に入る。すでに内定した役員人事は、副社長以上が全員留任となるなど小幅にとどまる。注目された豊田章男専務への政権委譲の布石は来年以降に持ち越された形だが、2006年に社長就任という道筋も見えてくる。