
【トヨタ『ラウム』発表】こだわりはサイドビューだけではない
新型『ラウム』の特徴は、センターピラー内蔵ドアを始めとするサイドビューだけではない。フロント、リア、インテリアなど細部に至るまで考えられたカーデザインならでは、というユニバーサルデザインに対するこだわりがある。

【トヨタ『ラウム』発表】機能かスタイリングか、デザイナーが自己申告
トヨタデザインのフィロソフィは「VIBRANT CLARITY」、つまり、ワクワクと爽やかさを両立すること。新型『ラウム』においてはユニバーサルデザインをカーデザインとして具現化するため、デザインスケッチ段階から、機能とスタイリング、どちらにウェイトをおいているかデザイナーが自己申告するというユニークなシステムでデザインされた。

【トヨタ『ラウム』発表】ユニバーサルマークは広報資料に
トヨタ自動車は12日発表した『ラウム』に関する同社独自のユニバーサルデザインの指標を、報道関係者向けの広報資料に掲載した。「乗降性」や「メーター類視認性」など7項目について、ユニバーサルデザインの観点から点数化した結果を、マークの数(1−4)で表示している。

【トヨタ『ラウム』発表】走りの楽しさのために必要でした
「この車重で走りの楽しさを感じるためには、1.5リットルとトルコンATが必要でした。私としてはもっと大きなエンジンを積みたかったくらいです(笑)」と説明するのは、開発をとりまとめた第2開発センターの多田哲哉主査。

【トヨタ『ラウム』発表】クルマは人にとってどうあるべきか……回答
トヨタ自動車は、コンパクトハッチバックの『ラウム』をフルモデルチェンジし、5月12日より発売した。新型車は、「クルマづくりにおけるユニバーサルデザインの追究」を開発テーマに掲げ、新たに策定したユニバーサルデザイン評価指標を用いた開発手法によりそれを具現化した。

【株価】軒並み高の中でトヨタは変わらず……好決算よりこれからが心配?
株価対策に対する期待から、全体相場は反発。自動車株はほぼ全面高となった。中国市場での新型『サニー』の発売を発表した日産自動車は、前日比18円高の938円と反発。ホンダも50円高の4060円と反発した。

【新聞ウォッチ】快走トヨタ、アキレス腱と贅沢な悩みとは……
経常利益が1兆4140億円、純利益も1兆円に迫る9446億円と、過去最高の好決算を発表したトヨタ自動車。きょうの各紙が総合面と経済面で大きく紙面を割いて報じている。SARSや北朝鮮情勢などを1面で取り上げた朝日(2面に掲載)を除くと、5紙が1面準トップ扱い。

【株価】円相場の急伸……業績への不安感が台頭
円相場の急伸に警戒感が強まり、全体相場は6日ぶりに反落。利益確定の売りが優勢となり、自動車株もほぼ全面安となった。NY市場で円相場が1ドル=116円台まで急伸したことで、円高の業績に与える影響が懸念されていた。

トヨタ大幅減益、現状の為替レートなら---2004年3月期
トヨタ自動車は8日、2004年3月期の単独決算予想を発表した。1ドル=115円、1ユーロ=125円の為替レートを前提に、売上高が前期比5%減の8兆3000億円、営業利益は28%減の6200億円と減収減益を見込んでいる。同社は連結の業績予想は行っていないが、このレートを前提にすれば連結決算も大幅な減益が避けられない見通し。

世界販売600万台突破で経常利益は1兆4140億円に---トヨタの03年3月期
トヨタ自動車が8日発表した2003年3月期連結決算は、販売台数が前期比8.0%増の624万台と初めて600万台を突破、原価低減も3000億円に達したことから経常利益は27.0%増の1兆4140億円と、同社がもつ日本企業の最高益を更新した。厚生年金基金の代行部分返上に伴う特別利益が2353億円計上されたため、純利益は53.4%増の9446億円に達した。