
【トヨタ考察】世界シェア15%のための改革---弱点は克服されるか?
日本企業のコーポレートガバナンス(企業統治)が大きな転換期を迎えたなか、トヨタ自動車は6月の株主総会を経て経営体制の大改革に踏み出す。商法上の取締役を一気に半分以下にスリム化するとともに、部門ごとのオペレーションを担当する「常務役員」制度を創設する。張富士夫社長が目指す21世紀型ガバナンスで、トヨタはさらに強くなるのか—。

【トヨタ『ラウム』発表】デザイナーズトーク…「冷やし中華」はダメ
18日に開催されたトヨタ「デザイナーズトーク」でゲストスピーカーであるインダストリアルデザイナーの山中俊治氏は、「ユニバーサルデザインというのはあらゆる製品がベーシックに持っているべきものです。また丁寧に考えたデザインが思わぬ結果を起こすんです。『ラウム』もユーザーが発見してくれるクルマなんじゃないかな」と。

【株価】好決算は織り込み済み? …一部には利益確定の売りも
日産自動車が7円高の875円と反発。前日取引終了後に前期決算を発表したが、「すでに株価に織り込み済み」との見方が支配的。朝方は機関投資家の利益確定と見られる大口の売りに下げたが、その後は相場全体の動きに引っ張られる形でプラス圏に転じた。

【人とくるまのテクノロジー】普段見られない、こんなクルマも……乗れる!
部品メーカーがメインの「自動車技術展・人とくるまのテクノロジー展」だが、ここ数年は自動車メーカーも独自のブースを持ち、最新技術のアピールをするようになっている。トヨタ、ホンダともに昨年から市販が始まった燃料電池車を展示している。

【トヨタ『ラウム』発表】デザイナーズトーク…太鼓判
18日に東京臨海副都心のMEGAWEBにて開催されたトヨタ「デザイナーズトーク」。ゲストスピーカーであるインダストリアルデザイナーの山中俊治氏は親指日本語キーボード『tagtype』をデザインした人物。山中氏は新型『ラウム』に込められたトヨタ・ユニバーサルデザインについて「初めてセンターメーターの見やすさを実感しました」と太鼓判。

【株価】大手3社が軒並み反落…ホンダは再び4000円台割れ
米国株式は3日ぶりに反発したが、持ち合い解消の売りに全体相場は反落。平均株価は一時8000円台を割り込んだ。自動車株は高安まちまち。日産自動車の前3月期は連結経常利益が過去最高の7100億円台となったが、株価は25円安の868円とさえない。

【株価】ホンダが4000円台を回復---円高一服で買い戻しが入る
米国株式の下落を受けて安く始まったが、内需関連株中心に買いが入り全体相場は反発。自動車株も全体にしっかりした動きとなった。

【リコール】トヨタ、久々の大規模リコール---対象72万台
トヨタ自動車は20日、『クラウン』、『マークII』など72万台あまりのステアリングギアボックスに不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。95年3月から99年2月までに生産されたクラウン、マークII、『クレスタ』、『チェイサー』の合わせて72万4419台。

【新聞ウォッチ】トヨタ、燃料電池車に不具合、計画にブレーキも……
トヨタ自動車が昨年末、ホンダと同時に官庁などに納入した世界初の燃料電池車のうち1台に不具合が発生し、すべての車両の自主回収に乗り出したという。きょうの日経が報じているが、29日に予定していた愛知県や東京ガスなどへの6台の納入も延期する。

【株価】りそなの影響で全面安---トヨタとホンダは反発
りそなホールディングスの公的資金注入の決定を受け、全体相場は3日続落。売り急ぐ動きは見られないが、自動車株はほぼ全面安となった。一方、トヨタ自動車が10円高ながら5日ぶりに反発し、ホンダも50円安の3930円と3日ぶりに反発。