自動車需要が急増している中国で、政府が近く新しい「自動車産業発展政策」を発表する意向であることが明らかになった。
中国国内で自動車メーカーは120社以上乱立しており、日米欧メーカーとの提携も相次いでいるため、再編・集約を進める見込み。世界的に自動車メーカーは再編が一旦終了し、競争が激化している。
このままでは中国は、自動車産業を育成する以前に、競争に追いつけないとの焦りがあり、政府が音頭をとって競争力あるものとするため、政策を打ち出し、再編を進める。
中国が自動車産業の政策を打ち出すのは9年ぶりで、中国に進出しているトヨタ、ホンダ、日産などの日本の自動車メーカーも大きな影響を受けそうだ。