
ATグループ第1四半期決算…増収増益 新車販売好調で
愛知トヨタなどの持株会社ATグループが発表した2008年4 - 6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比22.6%増の19億4000万円と大幅増益となった。

トヨタ、米国リース残価の下落で90億円積み増し
トヨタ自動車は7日発表した第1四半期決算で、米国でのリース車両の残価下落に伴い、前年同期に比べて90億円の引き当て積み増しを行ったと明らかにした。

トヨタ、米事業の収益悪化は第3四半期まで
トヨタ自動車の木下光男副社長は7日の第1四半期決算発表の席上、北米事業の生産体制再編について「スピード感をもって取り組んでいきたい」と強調した。

トヨタ、国内の値上げは「いずれ…」 木下副社長
トヨタ自動車の木下光男副社長は7日の第1四半期決算発表の席上、原材料費の高騰に対処するため、国内の車両価格値上げについて「いずれ考えざるをえない時期もくるだろう」と語った。

トヨタ、通期予想を据え置き
トヨタ自動車は7日、2009年3月期の第1四半期決算を発表した。東京で会見した木下光男副社長は、「原材料費は相当な引き上げとなっているが、原価低減努力をさらに進めたいし、販売も1台でも上乗せを図りたい」と述べた。

【新聞ウォッチ】トヨタは「減速」、反町ジャパンは「黒星」
トヨタ自動車が発表した2008年4 - 6月期連結決算は、売上高が前年同期比4.7%減、本業のもうけを示す営業利益は38.9%減となり、02年度に四半期決算の公表を始めて以来、初の減収減益となった。

【株価】反動で売り優勢
全体相場は反落。米金融システム不安を背景に金融株が売られ、前日急伸した反動で売りが優勢な展開が続いた。原油価格の下落、円相場の1ドル=109円台への軟化など外部環境は好転したが、企業業績に神経質な展開となった。自動車株は高安まちまち。

トヨタ、自己株式の取得を決議
トヨタ自動車は8月7日開催の取締役会で、自己株式の取得枠を決めた。自己株式を取得するのは、資本効率の向上と経営環境の変化に応じた資本政策を遂行するためとしている。

トヨタ第1四半期決算…減収減益 売上4.7%減の営業利益38.9%減
トヨタ自動車が発表した2008年4-6月期(第1四半期)の連結決算は、売上高は前年同期比4.7%減の6兆2151億円と減収となった。営業利益は同38.9%減の4125億円だった。

【株価】輸出に買い、自動車は全面高
全体相場は4日ぶりに反発。前日のFOMC(米連邦公開市場委員会)が過度なインフレ警戒姿勢を示さず、原油価格が下落し、円相場が1ドル=108円台に軟化したことから、輸出関連株を中心に買いが入った。自動車株は全面高。