トヨタ、米事業の収益悪化は第3四半期まで

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トヨタ、米事業の収益悪化は第3四半期まで
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トヨタ自動車の木下光男副社長は7日の第1四半期決算発表の席上、北米事業の生産体制再編について「スピード感をもって取り組んでいきたい」と強調した。

しかし、8日から米テキサス工場などが3か月にわたる生産停止となるため、「第2、第3四半期まで厳しい状況が続く」との見通しを示した。

第1四半期の北米での営業利益は金利スワップなどの評価益を含んで691億円だった。同評価益を除くと16億円にとどまり、トントンという状況だ。

年内はこうした低空飛行が続く見通し。ただ、木下副社長は第4四半期には生産体制の再編などにより、需要変動への「フレキシブルな対応ができるようになる」とし、収益も改善するとの見通しを述べた。

《池原照雄》

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