
【新聞ウォッチ】ホンダのトップ交代、福井専務への“内示”は2月中旬
きのうのホンダの社長交代記者会見は午前11時から始まったため、各紙ともその日の夕刊に報じることができたが、きょうは新社長に就任する福井威夫専務の“横顔”をコラム欄で紹介している。例えば、朝日は“新社長”のコーナーで「根底に現場のひらめき」という見出しで掲載、読売は“トップ交代”の欄で「新商品で喜び創造したい」としている。

【株価】ホンダは反落---社長人事に株価は反応薄
景気の先行きに対する懸念から利益確定の売りが相次ぎ、全体相場は3日ぶりに急反落。平均株価はバブル崩壊後の最安値を更新した。自動車株は全面安。ホンダは福井威夫専務の社長昇格を発表したが、株価は反落した。

F1やっていたから入社した---ホンダの福井次期社長
ホンダの次期社長に就任した福井威夫専務は、1969年に早大理工学部応用化学科を卒業して本田技研工業(現ホンダ)に入社。すぐに、現在社長を務める本田技術研究所に配属され、CVCCエンジンの開発に従事した。CVCCエンジンに携わった最後の世代であり、本人もこの時に「本田宗一郎最高顧問と多少お話ができた」ことが、入社以来の最大の思い出という。

ホンダ社長に福井専務が昇格
ホンダ=本田技研工業は22日、吉野浩行社長(63)が取締役相談役になり、後任に福井威夫専務(58)が昇格する人事を発表した。宗国旨英会長は留任する。25日の取締役会で内定、6月下旬の株主総会後に就任する。

【株価】トラック買い換え需要で期待---いすゞが100円台を回復
幅広く買いが入り、全体相場は続伸。自動車株も全面高となった。いすゞが前週末比10円高の103円と、昨年5月14日以来11ヵ月ぶりに100円台を回復。排ガス規制強化による買買い換え需要を背景に、業績の向上に期待する買いが継続している。

【ホンダF1ストーキング】B・A・R、ドライバーに明暗
ジェンソン・バトンが8位に入賞し、これで3戦連続でポイントを獲得したB・A・Rホンダ。しかしジャック・ビルヌーブはリタイア、バトンももっと上が狙えただけに、納得のいかないレースとなったよう。

ホンダが税金過徴収問題で、コンプライアンス徹底を決断
ホンダは21日、取締役会を開き、コーポレート・ガバナンス体制を整備すると発表した。グローバルな事業展開を進めるため、権限委譲を加速して地域や組織の自立性を高めるとともに、経営管理機構の整備、コンプライアンスリスク管理体制を整備する。

【デザイン特別講義】中野上席研究員が明かす、ホンダの“モノ作り”
17日、東京江戸川区のデザイン専門学校、TCA=東京コミュニケーションアートで、ホンダの“カリスマデザイナー”、中野正人上席研究員(本田技術研究所・和光研究所)が特別講義を行った。ホンダのモノ作り、デザインの本質をわかりやすく解説した。

ホンダがスーパーモタード用の新型バイクを発売
ホンダは、空冷4ストローク・単気筒250ccエンジンを搭載し、オンロードで優れた走行性能を発揮するスポーツバイク『XR250Motard』(モタード)を26日から発売する。

【ホンダ『エレメント』発表】エンジンは2.4リットルという大型
エンジンは北米仕様と日本仕様の差異はない。2.4リットルという大型エンジンを搭載した理由は「現地で作っているi-VTECに2.0リットルはなく、これしか選べなかった」という単純なもの。もちろん『CR-V』と比較して100kgほど増した車重をカバーする狙いもあるが、むしろ部品共通化によるコスト低減の方が大きかったとしている。