【ホンダ『ストリーム』の逆襲】違う……乗れば分かる!

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『ストリーム』に新設定された「アブソルート」は、オデッセイでも売れ筋グレードとなっているスポーツグレード。その方向性はストリームでも変わることはなかった。

ストリームのアブソルートでは、サスペンションに専用チューニングを施し、その引き締められた足回りを最大限に生かすために、ボディにも専用の補強が加えられている。その効果は明確で、走らせた瞬間に違いが分かる。

標準型、あるいは従来型と最も大きな違いが現れるのが、ステアリングのフィーリングだ。操舵系もアブソルート専用にチューニングされており、ステアリングを切った瞬間の応答性が良く、剛性感が高い。ステアリング自体は若干重くなっているものの、しっかりした感じが心地よい。

足回りは硬められてはいるものの、ローダウンされているわけではなく、扁平率が65のタイヤを装着していることもあり、それほどハードな印象は受けない。ストリームの場合、ベースグレードであっても足回りは硬めなので、よりハードに硬めるよりも、しなやかさを重視している。

エンジンはこのマイナーチェンジから排気系の見直しにより、動力スペックを落とすことなく、FF車は全車で超低排出ガス車の認定を受けた。2.0リットル車はリーンバーンを廃止したことで、排気系を省スペース化することができたので、1.7リットル車と同じフラットフロアになった。

実際に走らせてみてもエンジンフィーリングがスポイルされた感じはない。ただしライバルのウィッシュが1.8リットルを採用しているので、トルク感の面ではやや厳しいのは否めない。

アブソルートはスポーティなスタイルに生まれ変わったストリームの、走りのイメージを牽引することができるドライバーズミニバンといえるだろう。

《レスポンス編集部》

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