
「買うなら2002年!」トヨタは事実上ワンプライス販売を廃止
トヨタは2002年の国内新車販売を増強するため、これまでニューモデルに実施してきたワンプライス販売を解消せざるを得ない状況にある。2001年では13車種ものニューモデルを投入したにも関わらず、年間の新車販売台数は172万台で前年実績に対して3%下回った。

2002年ステーションワゴン戦争激化…トヨタ、マツダ、ホンダから戦略車種
2002年は新世代ステーションワゴンが相次いで登場し同市場ではシェア争いが活発化しそうな雲行きになっている。トヨタは1月25日に『マークIIクオリス』の後継モデルである『マークIIブリット』を発売すると予想される。次いで5月にはミディアムクラスの『カルディナ』をフルモデルチェンジするという。

トヨタ『RAV4-EV』---2002年から一般向け発売
トヨタ自動車販売USAでは、2002年2月からカリフォルニア州内での『RAV4』電気自動車バージョンを発売する、と発表した。『RAV4-EV』は言うまでもなく無公害車両。トヨタが RAV4-EVをアメリカに投入したのは1997年だが、これまでは商用リースとしてのみ供給して来た。現在では全米でおよそ900台が稼動している。

【株価】円安進行を好感し軒並み高
米国株高を受け、全体相場は5日ぶりに反発。円安が1ドル131円台半ばに進行したことを受け、自動車株も全面高となった。前日、11月の主要5社の生産、販売実績が発表されたが、反応したのは最初だけ。

【トヨタ『プレミオ/アリオン』発表】プレミオとアリオンどう違う?
『コロナ』の後継車『プレミオ』と、『カリーナ』の後継である『アリオン』は、エンジンやサスペンションなどの機械部分はまったく共通。スタイリング的には、ゆったりとした面を用いて高級感を出したプレミオは本社第2デザイン室の案が、シャープなエッジなどでスポーティな演出のアリオンはトヨタグループの開発会社、テクノアートリサーチの案が採用された。

【トヨタ『プレミオ/アリオン』発表】『カローラ』から模索している「セダンの改革」
トヨタは、現在6割のシェアを持っているセダンの将来について、「今のままではダメ」と考え、『カローラ』から“セダンの改革”を進めているのだという。『プレミオ/アリオン』では、従来の日本の「線の細い」セダンから脱却し、「構えの良さ」を強調した新しいスタイルを提案している。

【新聞ウォッチ】瞬間風速、それとも……再建のカギ握る三菱『eKワゴン』

トヨタ『エスティマ』に秘密のアイテム搭載。なんと運転席シートが大変身
トヨタ自動車は26日、『エスティマT』、『エスティマL』に運転席が電動車いすになる「ウェルドライブシステム」を搭載し発売した。メーカー希望小売価格は標準タイプの「フレンドマチック車」が569万5000円。

【株価】日産が年金資金の買いに急伸、円安は支援材料にならず?
年末が迫ったことで見送り気分が強まり、売買代金は今年最低水準にボリュームダウン。全体相場は4日続落となった。円相場が1ドル=131円台に下落したため、自動車株はしっかり。日産自動車が、年金資金と見られる大口の買いが入り、一時24円高と急伸。

今年はトヨタにとっては逆風続き? 11月の実績も昨年を下回る
トヨタ自動車が26日に発表した11月の実績は、国内生産が前年同月比で9.7%減の28万2500台となり、2カ月連続で減少した。国内販売が2割近い大幅なマイナスとなったことが響いた。景気悪化による需要減退や、主力車種のモデルチェンジが前年に集中したため。