
米国流ガバナンス---自動車業界は見送り
今年4月の商法改正で、日本企業にも米国流のコーポレートガバナンス(企業統治)の導入が可能となる。そこで注目されるのが自動車大手の動向だが、5日までにトヨタ自動車、ホンダともに当面は導入見送りの意向を示している。

【新聞ウォッチ】トヨタも「年齢給」全廃、能力主義を徹底

【株価】日野自動車が人気化---排ガス規制で需要拡大への期待
ハイテク株が売られ、全体相場は3日ぶりに小反落。自動車株は高安まちまちとなった。日野自動車工業が続伸し昨年来高値を更新。1月の国内新車販売台数で、同社の登録台数が22.9%増と好調。さらに、今年10月からの排ガス規制対応で買換え需要が期待できることから人気。

【株価】ホンダが大幅続伸---先週末の業績増額修正を好感
銀行株、輸出関連株に買いが入り、全体相場は続伸。円相場が1ドル=120円台に軟化したことを好感し、自動車株は全面高となった。

【ホンダF1ストーキング】琢磨「B・A・Rのポテンシャルはかなり速い」
先週B・A・Rホンダが実施したバルセロナ・テストに参加しニューマシン「005」の感触を味わった佐藤琢磨がそのポテンシャルについて語った。

ホンダが自転車ワールドカップ参戦
ホンダは、自転車レースのダウンヒル競技専用マウンテンバイク「RN01」(アールエヌゼロワン)を開発し、2003年のジャパンシリーズとワールドカップに参戦すると発表した。実戦を通して技術蓄積、性能向上を図るのが狙い。

【株価】ホンダが引けにかけ反発---取引終了後に業績見通しを増額
全体相場は6日ぶりに小反発。平均株価は一時バブル崩壊後の最安値に迫ったが、幅広く買い戻しが入った。日産自動車が4日ぶりに反発。ホンダは反発して引けた。マツダも小幅ながら続伸した。

ホンダ決算---「株価を意識して業績予想は作らない」雨宮副社長ご立腹
昨年10月28日の業績下方修正は、株価の急落につながり市場では「ホンダショック」とも受け止められた。これに対し、雨宮高一副社長は、「われわれは株価を意識して(見通しなど)計画をつくることはしない」と断言した。

ホンダ決算・単独---国内販売苦戦
ホンダが発表した2003年3月期の単独決算見通しによると、売上高が前年度比2.8%増の3兆3000億円と増収になるものの、営業利益は同27.4%減の1350億円と大幅減益となる見込みだ。国内販売で苦戦している実態を反映している。

ホンダ決算・連結---9カ月通算が過去最高記録、通期も上方修正へ
ホンダが発表した第3四半期9カ月通算の連結決算によると売上高、営業利益、税引前利益、当期純利益が過去最高となった。このため、通期の見通しも上方修正した。