ホンダは14日、中国の合弁生産会社である広州ホンダ(広東省)の累計生産が6月末までに約20万200台となったことを明らかにした。1999年3月の生産開始以来、4年3カ月で20万台を突破した。
広州ホンダは、米国版『アコード』の生産からスタート、初年度は約3万台の生産だった。昨年春には『オデッセイ』を追加、中国市場の急成長もあって順調に生産を拡大してきた。
9月からは3番目の車種である『フィット・サルーン』(日本名『フィット・アリア』)も追加することにしており、2003年だけで11万台の生産を計画している。
合弁相手である広州汽車は、現在トヨタ自動車とも合弁交渉を行っており、ホンダとしては先行の利を生かしてできるだけリードを広げておきたいところだ。