
【株価】利益確定売りに大手3社中心に全面安
米国株高を受けて高く始まったが、利益確定売りが優勢となり全体相場は急反落。平均株価は1週間ぶりに1万6100円を割り込んだ。債券相場の下落から、「国内大口投資家が株式売却による穴埋めに動いてくる」との観測も売りを誘ったもようだ。

【株価】円高懸念よりも米市場販売拡大期待が優る
米国市場の流れを受けてハイテク株が買われ、全体相場は反発。自動車株は総じてさえない動きとなった。トヨタ自動車は20円高の6340円、ホンダは50円高の7180円と反発。米国市場での販売拡大を期待した買いが入っているもようだ。

【春闘06】トヨタ「賃金制度改善分」として1000円回答
トヨタ自動車は15日、組合側が4年ぶりに要求していた組合員平均1000円の賃金引き上げに対し「賃金制度改善分」として1000円の昇給を回答した。組合要求へは実質満額の回答となった。

【池原照雄の単眼複眼】富士重のトヨタ子会社化、意外と早い?
トヨタ自動車と富士重工の提携合意内容は、想定されていた以上に両者の急接近を示すものとなった。これには、兵たん線が伸びきったトヨタにも提携の成果を急がねばならない事情があるようだ。水平対向エンジンや4WD技術は学ばなければならない」(豊田章一郎名誉会長)というのは、単なる外交辞令ではなさそうだ。

富士重、中期経営計画を抜本見直しへ
富士重工業(スバル)の竹中恭二社長は、「トヨタ自動車との資本提携で新しい中期経営計画を今春まとめる」と述べ、現在の中期経営計画を抜本的に見直す方針を示した。

トヨタ渡辺社長、富士重との提携事業は一歩づつ?
トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は、富士重(スバル)との業務提携の拡充について「一つ一つ確実にやってから段階的に進めていく」と述べ、今後は今回決まったプロジェクトの実行に力を入れていく方針を示した。

フレッシャーズ応援フェア2006開催…アムラックス
東京・池袋のアムラックス東京で3月14日(火)から5月7日(日)まで「頑張れフレッシャーズ 応援フェア 2006」=トヨタのコンパクトカー 一挙勢ぞろい=を開催する。

【新聞ウォッチ】トヨタ・富士重両社長、「掛け合い漫才」も
途中、記者から渡辺社長への質問に対して竹中社長が「私も述べていいですか」と割って入ったため、渡辺社長も「掛け合い漫才みたいだが……」とフォロー。業界では論客と言われている二人が早くも名コンビぶりをアピールした。

「身震いするほどうれしい」と富士重工の竹中社長
トヨタ自動車と富士重工業(スバル)は13日夜、資本提携に基づく業務提携の具体策を発表したが、その席上、富士重工の竹中社長は「北米の生産拠点、SIAにトヨタ車の生産設備が導入されることは、身震いするほどうれしい」と笑顔で語った。

竹中富士重工社長、07年のハイブリッド投入は白紙撤回
富士重工業(スバル)の竹中恭二社長は13日、2007年に試験販売を計画していた「ターボパラレルハイブリッド」の開発計画を白紙撤回したことを明らかにした。トヨタ自動車との業務提携発表の記者会見後に語った。