
向かうところ敵無し!! トヨタ上半期実績プラスのオンパレード
トヨタ自動車が発表した2003年上半期の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年同期比7.6%増の298万3651台となり、過去最高となった。海外生産が大幅に伸びたほか、国内生産も順調だった。

【株価】北米販売で明暗……日産が続伸し、三菱自は急落
米国株安を嫌気し、全体相場は3日ぶりに反落。日産自動車が北米販売の好調を背景に、前日比15円高の1228円と5日続伸。ホンダが70円高の4790円と反発し、トヨタ自動車も10円高の3110円。一方、三菱自動車工業は34円安の254円と急落。

トヨタ『カムリ』、『ウィンダム』もG-BOOK対応に
トヨタ自動車は『カムリ』を一部改良し発売。DVDボイスナビゲーション付きワイドマルチAVステーションを最新モデルに更新し情報ネットワークサービス「G-BOOK」への対応を可能にした。

【株価】北米販売の好調、日産が1200円台
米国株高、海外投資家の大幅買い越しを背景に、全体相場は続伸。自動車株も上げる銘柄が目立った。日産自動車が、前日比33円高の1213円と4日続伸。トヨタ自動車株価は前日比変わらず、ホンダは50円安の4720円と反落した。

トヨタに遅れをとるな---ホンダが新ブランドを立ち上げる?
ホンダは、トヨタ自動車がアメリカで若者向けブランドとして立ち上げた「サイオン」の存在に脅威を感じ、同様のブランドを立ち上げるべきか検討中だという。ホンダではすでにジェネレーションYと呼ばれる25才以下のユーザーをターゲットにした『エレメント』を販売しているが、当初の目論見とは違い、エレメントの平均購入者の年齢は40歳となっているため。

トヨタ、『ダイナ』と『トヨエース』を一部改良、クリーンを目指す
トヨタ自動車は、『ダイナ』と『トヨエース』のガソリンエンジン車、LPG車を一部改良して発売を開始した。今回の改良では、ガソリンエンジン車に新開発2.0リットル(1TR-FE)エンジンを搭載し、出力性能を向上させるとともに、国土交通省の良-低排出ガス車認定を取得、環境性能を高めた。

トヨタ、環境活動に今年度も2億円を助成
トヨタ自動車は24日「トヨタ環境活動助成プログラム」の2003年度募集を同日から開始する、と発表した。環境技術と環境学習の2分野をテーマに、支援対象事業を募集する。

トヨタ、バイオプラスチックの実証プラント建設へ
トヨタ自動車は24日、国内の自社工場内に、バイオプラスチックの実証プラントを建設する、と発表した。年内に着工し、2004年8月から年産1000t規模で生産を開始する。将来の本格プラント建設に向けて、品質・コストの検証を行う。

【新聞ウォッチ】活力あるリーダーに、豊田名誉会長ベスト3入り
米国の『フォーチュン』誌が、米国を除いた海外企業の「最も活力のあるビジネスリーダー」として25人をランク付したが、日本企業からは、2位にソニーの出井伸之会長、3位にトヨタ自動車の豊田章一郎名誉会長、10位に日産自動車のカルロス・ゴーン社長が選ばれた。

【株価】海外投資家が大幅買い越し---日産、いすゞが続伸
米国株高、海外投資家の大幅買い越しを受けて、全体相場は反発。自動車株もほぼ全面高となった。日産自動車が前日比12円高、いすゞが9円高。トヨタ自動車は2003年の世界生産台数を初の600万台としたことが改めて評価され、小反発。