
【東京シヨー2001出品車】マツダ『アテンザ』---いいとこどり
『アテンザ』はじめ同クラスプラットフォーム車の開発を監督する金井誠太(かない・せいた)統括主査は、アテンザの開発ベンチマークとして走りはBMW『3シリーズ』、パッケージングはVW『パサート』をあげる。それらの長所をすべて備え、上回ることが目標だった。

【東京ショー2001出品車】『シークレット・ハイドアウト』---おじさんはねっ
『シークレット・ハイドアウト』コンセプトカーの想定ユーザーは現代の若者。マツダによる彼/彼女らの分析は的を得ている。

【東京シヨー2001出品車】マツダ『アテンザ』---大は小を兼ねるってわけじゃ
『アテンザ』のインテリアは世界中のユーザーの体格に適応する「グローバルスタンダード空間」。シート位置やステアリングホイール位置のアジャスト量が拡大しているわけだが、「どこを最小値としてどこを最大値とするか、それが問題です」と、アテンザ開発責任者の大本誠一・主査はいう。

【東京シヨー2001出品車】マツダ『アテンザ』---世界一のデザイン
小泉巖チーフデザイナーによれば『アテンザ』のデザイン開発は98年に始まった。「『カペラ』後継ではなく、世界一のC/Dセグメント・カーをデザインしよう、と。日本と世界各地のスタジオで初期案いくつかが提案されましが、コンペというよりコラボレーションです」。

【東京ショー2001出品車】マツダの秘密基地『シークレット・ハイドアウト』
チーフデザイナーの中牟田泰は、ターゲットであるポスト団塊ジュニアの若者の特徴を次のように分析する。(1)自分のセンスをさりげなく主張する、(2)思い立ったらすぐ行動する、(3)ストレスから解放されて和みたいと願っている、と。

【東京ショー2001出品車】マツダ『RX-8』のデザインのくすぐり
「それまでのデザインよりアグレッシブにしたかった」と『RX-8』の量産型デザイン開発を指揮した前田育男チーフデザイナーはいう。『RX-8』デトロイト仕様からの違いですぐ目に入るのがグリルだ。

【東京シヨー2001出品車】マツダ『アテンザ』---『3シリーズ』に勝った
『アテンザ』クラス・プラットフォーム車の開発を監督する金井誠太・統括主査は、開発目標としてアテンザの走りはBMW『3シリーズ』と同等かそれ以上が目標だった。「ステアリングの剛性、同じく正確さではBMWより上です」と金井統括主査はいう。

【東京ショー2001出品車】マツダ『RX-8』の「フリースタイル・ドア」
4ドア・スポーツカーの『RX-8』はいわゆる観音開き、マツダが「フリースタイル・ドア」と呼ぶ、最近の市販車ではめずらしいドア形状を持つ。これはリアル・スポーツカーのプロポーションで乗員4人の乗り降りを楽にするため、と開発責任者の片渕昇・主査はいう。

【東京ショー2001出品車】掛け値なしの最新、マツダ『NewI-4エンジン』
マツダのエンジンが一新される。1年間のニューモデル発表休止を経て、今後のマツダ車に搭載される新世代エンジンが、すべてのレンジで揃えられた。まずは直列4気筒「New I-4」シリーズ。I4とは、直列4気筒を示す英語、Inline 4から名づけられたもの。

【東京ショー2001出品車】マツダ『RXエボルブ』から『RX-8』まで
マツダの開発本部長、フィル・マーテンスは、『RXエボルブ』の新しいスポーツコンセプトは世界中で暖かく迎えられたという。次に商品化に向けて開発されたエンジニアリングモデルの『RX-8』は、興奮を持って迎えられたという。