7日、東京品川のホテルラフォーレ東京において、「IDフォーラム東京2003」が開催された(主催『日経デザイン』誌)。テーマは「再生のデザイン---モデルチェンジとデザインプロセスのIT化---」。
マツダが6日発表した2003年度中間期連結決算は、売上高が前の年の同じ時期にくらべ、4.3%増の1兆2095億円、営業利益が同93.7%増の284億円、当期純利益が2倍の112億円となり、上半期としては3年連続の増収・増益となった。
企業の9月中間決算発表がピークを迎えている。日産が営業黒字最高の4011億円を計上、マツダは今期の最終利益を前年比2倍増、ヤマハ発動機も最終経常益710億円を見込むなど三菱自動車を除く大手自動車メーカーが好調だ。
選挙控えで模様眺め気分が強まり、全体相場は大幅続落。自動車株は高安まちまちとなった。中間期の連結営業利益が過去最高の日産、中国生産台数を10万台に拡大のマツダは続落。小糸製作所が業績好調を評価され、急伸した。
マツダのフィナーレは外向きというより、どちらかといえば内向きなものだった。おなじみのテーマソングとともに巨大モニターへ映し出される全スタッフの氏名。自分の名前を見つける度に大騒ぎ。この映像を撮った日が気分的にはフィナーレだった?
マツダは6日、2003年度通期の売上高予想を上方修正した。国内売上高が増え、当初予想より800億円多い、2兆5000億円になる。
マツダが発表した2003年9月中間期の連結決算によると、営業利益が前年同期比94%増の284億円となり、大幅増益を達成した。新型車の販売が、欧州、日本で好調に推移したのが主因だ。
マツダはマイナーチェンジした『トリビュート』を1名様にプレゼントする「トリビュートWチャンスキャンペーン」を実施している。マツダWebメンバーズ入会者には薄型デジカメが当たるダブルチャンス抽選も実施される。締め切りは11月10日。
『アクセラ』では「個性的で力強い存在感」と「飽きのこないスタイリング」の両立を目指している。エクステリアのデザインテーマは「躍動感と力強さ」。マツダのデザインDNAをフルに発揮し、ダイナミックな躍動感と力強い存在感を実現している。
マツダが発表した9月の生産・販売状況によると、国内生産は前年同月比2.9%増の7万6915台と、3カ月ぶりに前年を上回った。『ボンゴ』バンや『タイタン』シリーズ、『アテンザ』の生産が好調だったほか、『RX-8』、『アクセラ』の生産が開始されたのが主因だ。
マツダが発表した上半期(4〜9月)の生産・販売状況によると、国内生産は前年同期比1.4%減の38万9996台とマイナスになった。国内向け『デミオ』、『タイタン』、国内・欧州向けの『アテンザ』などは好調だったものの、『プレマシー』、『ロードスター』、『MPV』などが低迷した。『ファミリア』がモデル末期だったことも影響した。
マツダは、水素ロータリーエンジンを搭載した『RX-8ハイドロジェンRE』を参考出品しているが、井巻久一社長は実用化時期について「3、4年以内」と明言した。燃料電池車向けの水素供給スタンドが少しずつではあるが整備されつつあり、実用化の具体的なめどが立ってきたことが背景にある。
マツダは日本語の名前をつけたコンセプトカー3種を展示した。ライトウェイトオープン2シーターの『息吹』、6シーターマルチパーパスビークルの『鷲羽』、次世代コンパクトスポートの『Kusabi』(楔)だ。
マツダは、ブース内に3台の『アクセラ』を並べて展示、デビューしたばかりのアクセラを自分の目で確認できる。
マツダの『MX-5』(日本名『ロードスター』)が、イギリスの中古車情報誌『Used Car Buyer』の認定する“Used Car of the Year 2004”のスポーツ・コンパチブル部門の“Best Sports Concertible of the Year 2004”を受賞した。