
トヨタが初のベスト10入り---『フォーブス』の世界企業番付
米経済誌の『フォーブス』が3日発表した世界企業2000社番付(グローバル2000)で、トヨタ自動車が10位と初めてベスト10入りした。自動車メーカーでは19位のGM(ゼネラルモーターズ)、25位のダイムラークライスラーを抑えて世界トップ。

【株価】北米販売好調で日産が続伸---13年ぶりの1200円台へ
米国株高、海外投資家の買いを受け、全体相場は小幅ながら3日続伸。午前中は急伸したが、その後は利益確定の売りに押される展開となった、自動車株は高安まちまち。日産自動車が大幅続伸。北米販売の好調が好感されており13年ぶりの水準に上げた。

トヨタ、呉越同舟の中国戦略---広州汽車と合弁へ
トヨタ自動車が中国生産を拡充するため、ホンダの合弁パートナーである広州汽車(広東省)と合弁交渉していることが明らかになった。トヨタは上海汽車と並ぶ最大手メーカーの第一汽車と包括提携しているが、広大な中国で市場開拓には複数メーカーとの提携が不可避と判断、広州にも生産拠点を築くことになった。

トヨタの苦戦---生産中止に追い込まれそうな車種
トヨタはここ数年多数のニューモデルを投入しているが売れ行き不振で生産中止に追い込まれそうな車種を多数抱えている。乗用車系モデルでいえば『ウィンダム』、『ブレビス』、『プログレ』、『ヴェロッサ』、『アルテッツア』、『ナディア』、『ビスタ』、『カムリ』、『MR-S』、『セリカ』など。

トヨタ、「サイオン」ブランド発売。その評判は?
トヨタ自動車では、アメリカで若者向けブランドとして新たに立ち上げた「サイオン」を6月9日から大々的に売り出した。しかし、初年度はカリフォルニアを中心とした西部のみでの販売となるため、全国的な注目度はイマイチだ。

【株価】ビッグ3を尻目に北米で好調---3社そろって上げる
米国株高、海外投資家の買いを背景に、全体相場は大幅続伸。平均株価は今年最大の上げ幅となり、昨年8月30日以来の水準を回復した。自動車株はほぼ全面高。6月の北米新車販売は、日産21.5%増、トヨタ10.9%増、ホンダ8.7%増と、米大手メーカーの不振を尻目に好調を持続。

日産「米国の年」…新モデル好調で販売急増
日産自動車は2日、6月の米国新車販売が前年同月比21.5%増の6万8799台となったことを明らかにした。主力セダン『アルティマ』のほか、新投入したSUVなどが好調に推移した。5月までは不振が続いてだけに、ようやく“点火”した形だ。

新生ネッツ店の課題はこれだ---トヨタの販売店再編で
トヨタは2004年4月にもネッツ店とビスタ店を統合し「新生ネッツ店」を発足させるが、課題は数多くある。当面はビスタ店の看板をネッツ店に変え、取り扱い車もそのまま両店を引き継ぐ。ただ、そのままだと混乱が生じるから再編の必要がある。

【新聞ウォッチ】トヨタも広州汽車と合弁生産、中国市場巻き返しへ
東京はトヨタ自動車が中国の広州汽車と合弁生産の交渉に入っているという“特ダネ”を1面トップで報じている。日経以外に自動車関連のニュースを1面トップで掲載するのは最近では珍しい。記事によると、中国政府の許可を得たうえで、広州市内に新工場を建設、2005年にも全面改良する高級車『カムリ』の共同生産を開始する計画。

「トヨタの敵はトヨタ!」販売チャンネルひとつでホンダを抜き、日産を抜き…
トヨタは2004年4月にネッツ店とビスタ店を統合し新生ネッツ店に、2005年4月には高級車チャンネルの「レクサス店」を発足させる。これによって国内の販売体制は更に強化され「トヨタの敵はトヨタ」の図式が色濃くなりそうである。