オートアフターマーケット連絡協議会は、自動車業界のプロフェッショナルが選ぶ「クルマ屋さんが選ぶ “いいクルマアワード2024”」の受賞車を発表した。本アワードは、アフターマーケット事業者の視点から優れた車を選出し、その業績を称えるものだ。
●大賞:トヨタ・プリウス
ここまで6回連続受賞を果たしているトヨタ『プリウス』が、今回も大賞を獲得した。新型の「60」シリーズが対象となった今回の投票では、燃費の良さ、故障の少なさ、リセールバリューの高さが評価された。さらに、スタイリッシュなデザインへの評価も寄せられ、経済性とデザインのバランスが高く評価された。
●特別賞:スズキ・スイフト
価格の割に優れた性能を持つスズキ『スイフト』が特別賞を受賞した。特にスイフトスポーツの存在が大きく、コンパクトスポーツとしての良さと手頃な価格が高く評価された。
●EV賞:日産・サクラ
EV部門では、手頃な価格で市場に登場した日産『サクラ』がEV賞を受賞した。使い勝手の良さとデザインの良さが支持され、軽EVとしての新たな可能性を示した。
第21回国際オートアフターマーケットEXPO 2024(IAAE 2024)の会期中、オートアフターマーケット懇親会で行われた表彰式では、各受賞企業の代表者に表彰状とトロフィーが授与された。トヨタ自動車の菅野伸介氏、スズキ株式会社の小堀昌雄氏、日産自動車の近藤啓子氏がそれぞれの賞を受け取った。