【新聞ウォッチ】三菱自動車四半期決算で赤字拡大、強まる先行き不安
経営再建中の三菱自動車が今年4-6月期連結決算を発表、売上高が前年同期比8.1%減の5576億円、純損失は35億円拡大し、546億円になった。東京は1面トップで扱うなど、各紙が決算分析を大きく報じている。
【株価】三菱自動車が下げ止まらず
原油高に対する警戒感が強まり、全体相場は3日続落。三菱自動車工業は連日の上場来安値更新。第1四半期の業績発表時に、通期予想の最終赤字は変更しなかったが、販売不振は深刻で予断を許さない。
三菱自動車、通期の業績予想は不変
三菱自動車工業は4日、2005年3月期の第1四半期(4−6月期)決算を発表した。前年同期は米国の自動車ローン焦げ付きが巨額の赤字を生んだため、今期の営業利益、経常利益の赤字幅は縮小した。
【三菱再建計画】コスト削減は順調、計画前倒し実施も
三菱自動車は、事業再生計画の進捗状況を発表した。コスト削減では、2004年度目標の894億円を達成するため、第1四半期に役員報酬カット、管理職・一般社員の給与見直し、豪州リストラ前倒しの効果が出ている。
三菱自動車の第1四半期決算、当期赤字が拡大!!
三菱自動車は、2004年4-6月期(第1四半期)連結決算を発表、当期損益が豪州でのリストラ費用と新型車開発取り止めによる損失を特別損失を計上したため、前年同期よりも36億年赤字幅が拡大し、547億円となった。
三菱の7月米国販売は半減
三菱自動車工業の7月米国新車販売は、前年同月比52.9%減の1万1192台と大幅に悪化した。自動車ローン審査の厳格化などが要因で、6月に続いてほぼ半減の状態が2カ月続いている。
【株価】三菱自動車、四半期の業績発表を先取り?
原油高、ハイテク企業の業績に対する懸念などから、全体相場は続落。自動車株は全面安となった。三菱自動車工業が明日に第1四半期の業績発表を控え、業績悪化を織り込む動きとなった。
【株価】三菱自動車が上場来最安値
全体相場は反落。自動車株は下げる銘柄が目立った。三菱自動車工業は7月の新車販売台数が前年同月比60%の減少、8カ月連続の前年割れとあって、販売不振を懸念する売りが継続している。
三菱自動車の販売不振続く…立ち直りはいつ??
三菱自動車の販売低迷が続いている。7月の新規登録台数(軽除く)は前年同月比60.1%減の4711台で、前月に引き続き大幅マイナスとなった。登録車販売台数だけで見るとスズキにも及んでいない。
三菱自動車、組織改正で内部監査強化など
三菱自動車は、CSR推進本部とグローバルアフターセールス本部の組織改正を発表した。CSR推進本部は、品質統括本部の業務遂行状況の監査を強化するため、内部監査部を品質監査部と業務監査部に分割する。
