
【三菱再建計画】下ぶれリスクへのバッファーは200億円
三菱自動車工業は激減している国内販売について、今年度および2005年度とも当初目標より「8万台下ぶれするリスクがある」(岡崎洋一郎会長兼社長)として、事実上下方修正した。

三菱自動車の格付け事実上最低に
格付投資情報センターは、経営再建計画を発表から1カ月も立たないうちに見直した三菱自動車の格付けを1段階引き下げた。

【三菱再建計画】責任はとってもらいましょう
三菱自動車は、事業再生計画を達成するための追加施策で全社員の給与カットを打ち出したが、昨年の株主総会以降の役員全員に退職慰労金を支払わないことを決めた。

【三菱再建計画】全役員と社員が法を遵守すると誓約書
三菱自動車は事業再生計画を達成するための追加施策で、コンプライアンス(法の遵守)を徹底する方針を盛り込んだ。企業風土、企業倫理改革のためで、リコール隠しなどで発覚した社内体質の一掃を目指す。

【三菱再建計画】信頼回復のためのフルサポートプログラム
三菱自動車は、事業再生計画を達成するための追加施策で、一連のリコール事件で失った消費者の信頼回復を目指して、新たに3年フルサポートプログラムを開始したと発表した。

【新聞ウォッチ】三菱自、“下方修正”ではなく“下振れリスク”
三菱自動車が事業再生計画達成のための追加施策を正式に発表した。社員の給与の一律カットや役員の報酬カットなど2年間で総額726億円のコスト削減を実施するほか、今期の国内の販売台数が当初計画よりも8万台減の22万台としている。

【三菱再建計画】ディーラー団体が「ウミを出し切って」と
三菱自動車が事業再建計画を達成するため、追加施策を発表したことに対して、三菱系ディーラーの団体である三菱自動車販売協会が会長コメントを発表した。「メーカーには過去のウミを全て出し切ってゼロからの再生に期してもらいたい」

【三菱再建計画】労組は受け入れるのか?
三菱自動車が給与カットなどの事業再生計画の追加施策を発表したことに対して、三菱自動車労働組合はコメントを発表した。「労組として覚悟と強い意志をもって…、追加施策を受け入れる」

【株価】今年第3位の上げ幅
米国の利下げ観測が後退したことを好感し、全体相場は4日ぶりに反発。全面高となり、平均株価は今年第3位の上げ幅となった。

【三菱再建計画】8月から給与カット
三菱自動車工業の岡崎洋一郎会長兼社長は16日の会見で、追加リストラ策の柱ともなる従業員の給与カットについて、労使協議を経て8月から実施する方針を示した。