
トヨタ、張副会長が会長に就任
トヨタ自動車は23日開いた株主総会後の取締役会で、奥田碩会長が取締役相談役に退き、張富士夫副会長が代表権のある会長に就任する人事を決めた。奥田取締役は11年にわたり社長・会長務め「世界一」への布石を敷いた。

【株価】米国景気の先行きに対する警戒感、自動車株はほぼ全面安
米国株の反落、米国景気の先行きに対する警戒感からの輸出関連株を中心に売りが出て、全体相場は小反落。自動車株はほぼ全面安となった。

トヨタ、ストックオプションの発行を決議
トヨタ自動車は、23日開催の取締役会で、ストックオプション(新株予約権)の具体的な発行内容を決定した。ストックオプションの払い込み金額などについては割当日の8月1日に決定する見込み。

トヨタ、国内営業部門と海外営業企画の連携強化などの組織改正
トヨタ自動車は23日付けの組織改正を発表、国内や海外などの国別で分かれている国内営業本部、海外企画機能を集約する。

トヨタ、品質保証専任の専務を配置
トヨタ自動車は、23日の定時株主総会で取締役・監査役を選任するとともに、総会後の取締役会で、役付取締役・常務役員の選任、副社長の主たる業務分野、専務の本部統括、常務役員の組織担当などを決定した。

トヨタ、奥田会長が取締役相談役に、張副会長が会長昇格
トヨタ自動車は、張富士夫副会長が会長に就任し、奥田碩会長が代表権を持たない取締役相談役に就任する人事を23日開催の取締役会で決議したと発表した。

【株価】欧州不調でも日産が続伸
米国株高に加えアジア市場の株式相場も全面高となったことを受け、全体相場は4日ぶりに大幅反発。平均株価は約2週間ぶりに1万5000円台を回復し、自動車株は全面高となった。

【株価】不透明要因で、各社さえない動き
不透明要因が多い中、手控えムードが強く全体相場は 3日続落。自動車株はさえない動きとなった。

【池原照雄の単眼複眼】家庭充電で走るハイブリッドの新たな夢
トヨタ自動車は、環境対応の中核技術と位置づけているハイブリッド車の開発を加速させる。2010年代の早い時期までに、乗用車系ハイブリッド車の設定モデルを現行の7車種からほぼ倍増させる計画だ。並行して、家庭のコンセントなど外部電源から充電可能な「プラグインハイブリッド車」の実用化についても着手したことを明らかにした。

上半期ユーザーの関心の最も高いニュース…ガソリン価格
ガリバー自動車流通研究所がまとめた「2006年自動車業界上半期の総決算」によると、一般自動車ユーザーが最も注目したニュースは「ガソリン価格の高騰」だった。