
日産の新しい執行役員体制---カルロス・ゴーン共同会長
日産自動車は19日、定時株主総会後の取締役会で、執行体制の変更を決定した。取締役は塙義一会長が退任して、相談役名誉会長に就任するとともに、カルロス・ゴーン氏と小枝至氏が取締役共同会長及び代表取締役に選任された。

役員報酬は株価が決める? 日産が新しい役員インセンティブを導入
日産自動車は、19日開催の株主総会で、取締役の報酬の引き上げと株価連動型インセンティブ受領権を役員に付与することを決議した。業績と株価がアップすれば、役員は高額な報酬を得られる。

【株価】日産が一時1100円台、いすゞは5連騰と絶好調
米国株高、海外投資家の買いを受け、全体相場は続伸。自動車株は前日に続き全面高となった。日産自動車が、前日比47円高の1092円と大幅続伸。一時1990年7月以来の1100円台まで上げた。いすゞも絶好調で、15円高の182円と5日続伸。

日産サンダーランド工場で、新型『マイクラ』の10万台生産達成へ
日産の英サンダーランド工場では、18日夜(現地時間)に、今年1月より販売を開始した新型『マイクラ』(日本名『マーチ』)の生産台数が10万台に達することがわかった。新型マイクラは、昨年11月に同工場で生産を開始したもので、その際には、トニー・ブレア首相やカルロス・ゴーン日産社長も立ち会い、イギリスでも大きく報じられた。

【株価】日産が12年10カ月ぶりの高値圏、いすゞは人気持続
中国・広州で『サニー』の生産を開始した日産自動車が急反発、1990年8月以来12年10カ月ぶりの水準まで上げた。いすゞは野村証券を中心とした買いに続伸。排ガス規制強化を背景にした買い換え需要から業績は上方修正含みとあって、市場の人気が継続している。

三菱重工、日産と共同開発のフォークリフトを発売
三菱重工業は、日産自動車と共同開発した新型フォークリフト『グリンディア』を、今月下旬から発売する、と発表した。日本のほかシンガポール、マレーシアなどで販売する。三菱重工と日産は2000年にフォークリフトの製造事業で提携。今回が初の共同開発製品となる。

【株価】円高を嫌気し全面安---いすゞだけは一段と人気化
日産自動車が4日ぶりに反落。トヨタ自動車、ホンダも続落した。フォードのデビッド・サースフィールド副社長が「コスト削減に向け、マツダとの間接部門の統合をさらに進める」とのコメントが市場に流れたが、株価は無反応だった。

日産、中国で新型『サニー』を発売
日産自動車は16日、中国の東風汽車公司と共同出資して設立した「東風汽車有限公司」が、新型『サニー(現地名・陽光)』を同日から発売した、と発表した。新会社の第1弾モデルで、広州市花都市にある工場では、同日、ラインオフ式が開催された。

【新聞ウォッチ】日産、役員報酬も”過去最高”の大盤振る舞
今年も株主総会のシーズンが到来したが、日産自動車が19日開く定時株主総会で、役員の報酬総額の上限を15億円から20億円に引き上げることなどを骨子とする定款変更を提案する。日産はカルロス・ゴーン社長の方針で、2年連続で社員の給与を増額しているが、役員の報酬も増やし「やる気」を引き出すのが狙いという。

【株価】日産が1000円台回復、いすゞが再加速
海外投資家の買いが入り、全体相場は3日続伸。自動車株は高安まちまちとなった。日産自動車は3日続伸。一時1000円の大台を回復した。一方、トヨタ自動車とホンダは上値が重く、それぞれ反落。いすゞは再び上げ足を速めてきた。