
ダイハツ&トヨタが紙面を賑わした…新聞ウォッチ週末エディション
2月14~16日の[新聞ウォッチ]連載まとめ。ダイハツの新社長にトヨタ出身者、ダイハツの春闘要求、トヨタ時価総額と、トヨタグループを中心に記事は展開しました。(12日は休日、13日は休刊日)

【株価】自動車株は全面高、緩和政策維持→円安基調持続が追い風に
16日の日経平均株価は前日比329円30銭高の3万8487円24銭と続伸。米国株高を受けハイテク株を中心に買いが膨らみ、一時、1989年12月に付けた過去最高値(3万8915円)まで50円に迫る局面があった。
![日本のGDPがドイツに抜かれ世界4位転落、トヨタは時価総額が(アジア)2位に浮上[新聞ウォッチ] 画像](/imgs/p/98Pt1Hwy4R8QR20udZ3fi35P30FKQkNERUZH/1985853.jpg)
日本のGDPがドイツに抜かれ世界4位転落、トヨタは時価総額が(アジア)2位に浮上[新聞ウォッチ]
2月15日の東京株式市場では、日経平均株価が大きく反発し、1990年1月以来、約34年ぶりに3万8000円を超えて取引を終えたという。

【株価】円相場150円台に軟化も、自動車株は利益確定売りに押される
14日の日経平均株価は前日比260円65銭安の3万7703円32銭と反落。高値警戒感が強い中、米国株安を受け利益確定売りが相次いだ。
![ダイハツ再建、トヨタ主導で大丈夫? 引責辞任なしで経営刷新[新聞ウォッチ] 画像](/imgs/p/98Pt1Hwy4R8QR20udZ3fi35P30FKQkNERUZH/1985096.jpg)
ダイハツ再建、トヨタ主導で大丈夫? 引責辞任なしで経営刷新[新聞ウォッチ]
「ダイハツ、社長更迭」(朝日)という刺激的なタイトルもあるものの、「引責辞任ではない」と、親会社であるトヨタ自動車の佐藤恒治社長が繰り返し否定した……

トヨタ『カローラクロス』、表情一新…改良新型をタイで発表
トヨタ自動車のタイ部門は、SUV『カローラクロス』の改良新型を世界に先駆けて発表した。内外装のデザイン変更や、安全性能の引き上げなどの改良を受けている。

ダイハツが経営体制を刷新、井上新社長「現場経営の責任者として再生をけん引」
ダイハツ工業は2月13日、車両認証試験の不正を受けて新たな経営体制を発表した。奥平総一郎社長をはじめとする5名の取締役は3月1日付けで退任し、新社長にはトヨタ自動車の中南米本部本部長を務める井上雅宏氏を迎え入れる。

【株価】マツダが急反落、第3四半期営業益3割増も市場予想に届かず失望売り
13日の日経平均株価は前週末比1066円55銭高の3万7963円97銭と大幅続伸。一時、1990年1月以来34年1か月ぶりの3万8000円台をつけた。米国株高が相場を支え、日銀の金融緩和政策を受けた円相場の軟化基調が輸出関連株への買いを促した。

ダイハツが商用車協業「CJPT」から脱退
ダイハツ工業は2月13日、一連の認証不正問題を受けて、Commercial Japan Partnership Technologies (CJPT)からの脱退を申し入れ、これが承認されたと発表した。

ダイハツが取締役人事を発表…トヨタ井上氏が新社長に
ダイハツ工業は2月13日に新たな取締役人事を発表した。これは、昨年末に発覚した認証不正問題を受けた経営の変革と再生に向けた措置だ。ダイハツは、トヨタ自動車の支援を受けながら、新しい体制のもとで再発防止策の徹底と今後の再生に取り組むとしている。