
【新聞ウォッチ】トヨタ、主戦場の米国販売でビッグ3入り
米国市場における8月の新車販売台数で、トヨタ自動車が前年同月比11.4%増の20万台を超え、販売シェアでダイムラークライスラーのクライスラー部門(19万388台)を初めて抜いて、3位に躍り出た。きのう4日付の一部夕刊でも速報していたが、きょうは産経が「ビッグスリー崩した、トヨタ戦略高品質実る」というタイトルで1面トップを飾っている。

【株価】北米販売好調---大手3社がそろって上げる
米国株高を受けて買い先行で始まったが、利益確定の売りが強まり全体相場は5日ぶりに反落。自動車株は全般にしっかり。日産自動車が、日比25円高の1305円と急伸。一時50円高まで買われ、8月19日の年初来高値を更新した。

新日鉄名古屋工場爆発で、自動車メーカーに影響
新日鉄の名古屋製鉄所が爆発したことから、国内の自動車メーカーの生産に重大な影響を及ぼす可能性が出てきた。同製鉄所では、自動車鋼板の主力生産拠点で、中部地区のトヨタ自動車、三菱自動車、ホンダなどに薄板を供給している。

8月輸入車販売、大幅マイナス……ドイツ勢苦戦
日本自動車輸入組合が発表した8月の輸入車新車販売台数によると、前年同月比13.3%減の1万6404台となり、大幅に落ち込んだ。主力のドイツメーカー各社の販売が大幅に落ち込んだのが主因だ。

【新型トヨタ『プリウス』写真蔵】未来は今だ!
トヨタ自動車の国内営業担当である笹津恭士専務は、1日の新型『プリウス』の発表会見で、国内販売計画について「最初の1年は、月平均5000台くらいやる」と、強気の計画を表明した。発表資料では国内計画を月3000台としているが、これはモデルサイクルを通じた平均であり、スタートダッシュをかける構え。

日産、トップ10に3車種---8月の車名別ランキング
日本自動車販売協会連合会が4日発表した8月の車名別新車販売ラキング(登録車)によると、販売の復調が著しい日産自動車が『キューブ』など3車種のトップ10入りを果たした。同社の3車種のランクインは、2001年1月以来、1年7カ月ぶり。

【新聞ウォッチ】新日鉄名古屋工場でタンク爆発、トヨタなど影響も
東京や埼玉などを中心に首都圏は、局地的な大雨や落雷による被害が相次ぎ、一方、愛知県東海市の新日本製鉄名古屋製鉄所内ではコークスオーブンガスのタンクが爆発し炎上した。きょうの各紙の一面スナップは、読売、朝日、産経、東京がイナビカリを、毎日と日経が新日鉄のガスタンク爆発のシーンを掲載している。

【新型トヨタ『プリウス』発表】先代比で140kgの軽量化を実現
新型『プリウス』はアルミ材や高張力鋼板を用いて、車格を一回り大きくしたにも関わらず、先代モデルと比べた場合には30kgの上昇に留めている。先代モデルと同様の材料、工法で製造した場合には170kg増となり、実質140kgの減量化となっている。

トヨタ、『ハリアー』のハイブリッドはV6との組み合わせ
トヨタ自動車が来年投入予定のSUV『ハリアー』のハイブリッド車は、V6エンジンとの組み合わせとなる模様だ。新型『プリウス』同様、走行性能を重視した大容量ハイブリッド車に仕上げる。

【株価】北米販売の好調、トヨタが3日続伸
米国株高を受けて買い先行で始まり、全体相場は4日続伸。自動車株は高安まちまちとなった。トヨタ自動車が3日続伸。「米国トヨタ自動車販売の布野幸利社長が米新車販売について楽観的な見通しを示した」とのニュースが市場に流れ、これを好感した買いが入った。