
トヨタ友山常務、自治体の要望には柔軟に対応…ビッグデータサービス
トヨタ自動車の友山茂樹常務役員は5月29日に発表したテレマティクスを通じて収集したビッグデータを活用する情報サービスについて、サービス内容は顧客の要望に対し「フレキシブルに対応する」との方針を示した。

独創性を感じる日本企業、首位トヨタ、2位ホンダ
リスクモンスターは、第1回「独創性を感じる日本企業」アンケート調査結果を5月28日に発表しました。

トヨタ友山常務、ビッグデータ事業 は「まず社会的要請に応えること」
トヨタ自動車の友山茂樹常務役員は5月29日に東京で記者会見し、「G-BOOK」などテレマティクスを通じて収集したビッグデータを活用する新たな交通情報サービスなどの概要を発表した。

トヨタ、ビッグデータを活用した新しい情報サービスの提供を開始
トヨタ自動車は、ビッグデータを基に加工した交通情報や統計データなどを、自治体や企業が交通流改善の提供や防災対策などに活用できる「ビッグデータ交通情報サービス」を開発、6月3日より、全国の自治体や一般企業を対象に利用の申し込みを受け付ける。

トヨタのG-BOOKビッグデータ提供は月額20万円、「自治体や企業、研究機関につかってもらいたい」(友山常務)
トヨタ自動車のビッグデータサービスは、クラウドサービスのプラットフォームとして提供される。このサービスの利用料金は、自治体・企業向けでは、標準サービスで1ライセンス月額20万円。発行ID数は50あり、何人かでサービスを共有して使うことが可能だ。

新スマートG-BOOK「トヨタのビッグデータを個人へ提供するもの」(友山常務)
ビッグデータの恩恵を個人にも提供する、それが新スマートG-BOOKだ。これはiPhoneやAndroid搭載のスマートフォンに専用アプリをダウンロードすることで利用できるもので、ゼンリンデータコム製のナビエンジンを利用してトヨタメディアサービスが開発し、提供する。

トヨタ、ビッグデータ交通情報サービスを開始「70万台のテレマティクスから得られる情報を還元する」(友山常務)
2002年のG-BOOKから始まったテレマティクス搭載車は10年間に累計330万台となり、その中でも常時通信を行う通信モジュールDCM(Data Communication Module)を搭載する車両は70万台にのぼる。

【新聞ウォッチ】トヨタ役員報酬倍増、アベノミクスの“賃上げ”率先垂範
トヨタ自動車の2013年3月期の取締役と監査役の報酬総額(役員賞与含む)が前期比27.6%増の15億2700万円であることが明らかになった。6月14日に開く定時株主総会の招集通知資料に記載されていた。

トヨタカローラ徳島北島社長「ディーラーだからできる“いいクルマづくり”がある」
トヨタカローラ徳島の北島義貴社長は5月28日都内で講演し、「お客さんがモノとつながる、また我々ディーラーとつながる、あるいはメーカーと直接つながる、そのプラットフォームになるのが我々」との考えを示した。

【株価】自動車は全面高…目標株価引き上げが相次ぐ
全体相場は反発。