全体相場は3日続伸。米国市場の急伸を受け買いが先行し、平均株価の上げ幅は一時200円を超えた。しかし、米大手ノンバンクの経営破綻懸念が伝わったことから、利益確定の売りが活発化。一転して伸び悩み、結局は74円安の9344円で引けた。円相場が1ドル=94円台に軟化したことを好感し、自動車株は大手3社を中心に堅調。
ホンダが前日比25円高の2470円と5日続伸。トヨタ自動車が30円高の3500円、日産自動車が20円高の555円と反発した。トヨタとの技術提携が一部で報じられたマツダは、14円高の240円。
こうした中、いすゞは3円安の133円と軟調。ダイハツ工業が2円安の989円と続落した。
日野自動車は262円、三菱自動車工業は157円で変わらず。