三菱自動車工業は12月19日、同社が出資する株式会社NOYAMAが環境省と「国立公園オフィシャルパートナーシップ」を締結したと発表した。
国立公園オフィシャルパートナーシップは、環境省と企業または団体が相互に協力し、日本が世界に誇る国立公園の美しい景観と魅力を世界に向けて発信する取り組み。国内外からの国立公園利用者の拡大を図ることで、人々の自然環境の保全への理解を深めるとともに、国立公園の所在する地域の活性化につなげることを目的としている。現在、国内で145社がパートナーとして認定されており、今回新たに18社・団体が加わる。
NOYAMAは、三菱自動車と博報堂が共同で設立した「自然と生きる力を、取り戻す。」をコンセプトとする新しいアウトドア体験やサービスを提供するプラットフォーム企業。2024年7月に事業を開始し、代表取締役社長は松本哲宜氏が務める。株主構成は三菱自動車が66.6%、博報堂が33.4%となっている。
今回のパートナーシップは、環境省が進める本取り組みにNOYAMAが賛同し、環境省と相互に協力し合うことを目的に締結された。
今後は、国立公園の魅力を活かしたイベント企画や情報発信を通じて、国立公園の認知度アップや自然環境保全への理解促進、地域活性化に貢献していく。また、本パートナーシップに参加するパートナー企業や国立公園周辺の自治体との連携・コラボレーションによる、さらなる効果拡大の可能性についても今後検討を進めていく。



