【決算見通し】絶好調、まあまあ、ダメ…差が開いてきた

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●上方修正トラック3社、実は明暗分かれる

前期の買い替え需要の反動が懸念されたが、杞憂に終わった恰好だ。中間期決算の発表時点で、各社そろって通期業績を上方修正済み。ただし、足元の業績は明暗を分けつつある。

いすゞは、ピックアップトラックがタイでフル生産を続けており、北米市場でも小型トラックを中心に販売を伸ばしている。通期の経常利益では8%増益の880億円を見込んでいる。

日産ディーゼル工業も国内販売は減らしたが、北米市場や南アフリカ向けに輸出が前期比30%増と好調。当期純利益は93億円を確保する見通し。いすゞとともに今期末の復配を実現する見通しだ。

一方日野自動車は、東南アジアを中心とする海外で台数が伸びるが、研究開発費などのコストが利益を圧迫。通期の売上高は5%増を見込むが、経常利益は15%の減益を余儀なくされる見通しだ。

国内市場では、三菱・ふそうトラックバスがリコール問題の影響で地盤沈下したことで、シェアに変動が起きている。三菱ふそうからの乗り換え需要を取り込んだ首位の日野自動車のシェアが20年ぶりに3割台に乗せ、前年3位のいすゞ自動車は三菱ふそうを逆転している。

●乗用車7社が過去最高益更新へ
●悪化2社に光明が見えた
●軽自動車は好調続く
●海外市場はもはや不可分
●上方修正トラック3社、実は明暗分かれる

《山口邦夫》

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