
パイオニア中期経営計画…ホンダが経営支援、資本参加へ
パイオニアは、中期経営計画で財務体質を強化する一環としてホンダを割り当て先とする新株を発行する。パイオニアは2010年3月期に470億円の構造改革費用を見込むことなどから、キャッシュ創出と自己資本増強が必要で、現在、財務体質の改善を進めている。

【株価】売りに押される展開
全体相場は反落。祝日控えで見送り気分が強い中、米金融システム不安の再燃、企業業績の悪化に対する警戒感から一部材料株を除いて売りに押される展開となった。円相場が3月30日以来およそ1か月ぶりに1ドル=95円台に上昇したことを嫌気し、自動車株は全面安。

近藤ホンダ副社長、米市場は底を打ったが…
ホンダの近藤広一副社長は28日の決算発表の席上、米国自動車市場の動向について、「全体としては、すでに底を打ったという感じ」と指摘した。

ホンダ、08年度の営業利益は8割減の1896億円に
ホンダが28日発表した2009年3月期連結業績は、下期以降に世界需要が急激に落ち込んだため、売上高は前期比16.6%減の10兆112億円、営業利益は80.1%減の1896億円、純利益は77.2%減の1370億円と、大幅な減収減益となった。

ホンダ、今期の純利益予想は400億円
ホンダは28日、2009年3月期決算と今期(10年3月期)の業績予想を発表した。今期は4輪車、2輪車とも需要の回復が見込めないことから、営業利益は100億円(前期比94.7%減)、純利益は400億円(70.8%減)と2期連続での大幅減益を見込んでいる。

ホンダ、期末配当を1株8円に減配へ
ホンダは、2009年3月期の期末配当を1株当たり8円にすると発表した。前年同期と比べて14円の減配となる。

ホンダ今期業績見通し…中間期赤字を予想、最終利益は400億円
ホンダは、2010年3月期の通期連結業績見通しで、税引前当期純利益を前年同期比93.8%減の100億円を予想。

ホンダ09年3月期決算…最終利益1370億円の黒字
ホンダが発表した2009年3月期の連結決算は、最終利益が前年同期比77.2%減の1370億円となり、大幅減益ながら黒字をキープした。

【株価】GDP下方修正も、材料視されず
全体相場は小反発。豚インフルエンザの米国経済への悪影響を警戒する声も聞かれたが、個人投資家の個別銘柄物色の動きが活発化した。2009年度のGDP(国内総生産)が下方修正されたが、改めて材料視されず。円相場は1ドル=96円台で推移したが、自動車株は高安まちまち。

八千代工業3月期決算…減収減益 国内自動車部品の受注減少
八千代工業が27日に発表した2009年3月期の連結決算は、営業利益が前年同期比31.2%減の60億5000万円と大幅減益となった。