
三菱自、特損など燃費不正の影響総額は2241億円に…今期8期ぶりの最終赤字
三菱自動車工業は6月22日、燃費データの改ざんなど不正に伴う特別損失などの見込み額や今期(2017年3月期)の連結業績予想を東京証券取引所に適時開示した。

三菱自、軽自動車4車種の燃費値確定 石井国交相に謝罪
国土交通省の燃費確認試験の結果が出たことを受けて、三菱自動車工業の益子修会長と相川哲郎社長は21日午後、軽4車種のカタログ掲載値を下方修正をする燃費値を再提出した。

三菱自の下請け企業が経営破綻、燃費不正問題で
東京商工リサーチによると、三菱自動車向けの座席用フレームの溶接加工等を手掛けてきた安藤工業所(岡山県倉敷市)が6月20日までに事業を停止し、破産手続きに入った。負債総額は約2700万円。

三菱自の軽4車種、すべてのカタログ掲載値が過大…最大約16%かい離
石井啓一国土交通相は21日、自動車技術総合機構で行った三菱自動車の軽4車種の確認試験の結果を公表した。一連の燃費データ不正で初めて国土交通省の燃費値が示された。

三菱自と日産の軽自動車、7月にも生産・販売再開へ
三菱自動車工業による燃費データの不正が発覚し、4月20日から販売が停止されてきた三菱自の『eKワゴン』や日産の『デイズ』など4車種の生産・販売再開が、7月中になる見通しとなった。

三菱自の格付け、BBBマイナスに引き下げ…R&I
格付投資情報センター(R&I)は、燃費データの不正事件を受けて三菱自動車の格付けを「BBB」から「BBBマイナス」に1段階引き下げたと発表した。さらに格付けを引き下げる方向でモニターを継続する。

【新聞ウォッチ】三菱 eKワゴン など軽4車種、7月にも生産再開へ
国土交通省は、燃費データの改ざんのあった三菱自動車の「eKワゴン」など軽自動車4車種の量産・販売に必要な「型式指定」は取り消さず、販売継続を認める方針を固めたという。

三菱の米国販売5.7%減、アウトランダー は2.2倍…5月
三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカは6月上旬、5月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は9025台。前年同月比は5.7%減と、5か月ぶりに前年実績を下回った。

三菱自の中国販売30.8%減、14か月連続で減少…5月
三菱自動車の中国法人は6月7日、中国における5月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は5179台。前年同月比は30.8%減と、14か月連続で前年実績を割り込む。

三菱自動車、顧客への賠償金費用として500億円の特別損失計上
三菱自動車は6月17日、燃費不正問題に伴う顧客への賠償金費用として、お客様へのお支払い費用として、2017年度3月期決算に約500億円の特別損失を計上する見込みだと発表した。