トヨタ自動車は10月30日、パノラミックビューモニターの不具合により、42車種約128万5000台のリコールを国土交通省に届け出た。
パノラミックビューモニターにおいて制御プログラムの検討が不十分なため、始動直後に後退する等の操作を行うと、車両周辺の映像がずれたり、一時的に停止または映らなくなることがある。これにより、直前直左や車両後方の確認ができず、保安基準に適合しないおそれがある。
対象となるのは、2021年9月1日から2025年9月25日に製造された『ヴォクシー』、『プリウス』、『アルファード』、『カローラクロス』や「レクサス」ブランドの一部車種など42車種96型式の計128万5002台。
これに対しトヨタ自動車は対象車両の使用者へダイレクトメール等で通知の上、全車両のパノラミックビューモニター用制御コンピューターのプログラムを対策仕様に修正する。
これまでにこの件に係る不具合件数は26件報告されているが、事故の報告はない。










