ステランティスジャパンは12月4日、ジープ『ラングラー・アンリミテッド』のタイヤ空気圧監視システム(TPMS)に不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出た。
対象となるのは2024年12月16日から2025年3月14日に輸入された579台。
不具合の内容は、TPMSアンテナの部品組付け順序が不適切なため、アンテナ線がリアシートベルトリトラクター(左)と車体との間に挟まれて組み付けられているというもの。使用過程で受ける走行振動によりアンテナ線が損傷し短絡すると、警告灯が点灯してTPMSが適切に機能せず、保安基準に適合しないおそれがある。
改善措置として、全車両のアンテナ線の取り付け状態を確認し、リアシートベルトリトラクター(左)と車体の間に挟まれている場合は、TPMSアンテナ(アンテナ線一体)を新品に交換する。
不具合による事故は発生していない。





