カワサキ『Ninja ZX-6R』1930台リコール、走行中にエンジン停止のおそれ

カワサキ Ninja ZX-6R
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カワサキモータースは12月10日、二輪車のカワサキNinja ZX-6R』のリコールを国土交通省に届け出た。原動機のクランクケース締付ボルトに不具合があり、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある。

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対象となるのは、型式「8BL-ZX636J」のNinja ZX-6Rで、2023年11月2日から2025年4月18日までに製造された1930台。

不具合の内容は、原動機のアッパークランクケースとロアクランクケースを締結するボルトにおいて、締付方法の検討が不十分なため、締付軸力がばらつき、ボルトが過剰な軸力で締め付けられたものがあるというもの。そのため、クランクシャフトベアリングとクランクシャフトの間に適正なオイルクリアランスが確保できず、最悪の場合、クランクシャフトベアリングが焼き付き、走行中にエンジンが停止するおそれがある。

改善措置として、未走行車両はクランクケース締付ボルトを適正な方法で締め付ける。既走行車両はクランクシャフトベアリングを点検し、異常があれば修理し、異常がなければクランクケース締付ボルトを適正な方法で締め付ける。

これまでに不具合件数は0件で、事故の報告はない。

本件は、2025年7月3日付け届出番号「5684」にてリコール届出を行ったものであるが、検証を進めた結果、改善措置の内容に変更が必要となり、新たに届出を実施するもの。

《高木啓》

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