日本二輪車文化協会は10日、「第8回 日本バイクオブザイヤー2025」の受賞結果を発表。ヤマハ発動機の原付二種スポーツバイク『XSR125』が大賞に輝いた。
【画像】「日本バイクオブザイヤー2025」部門賞を受賞したバイク
日本バイクオブザイヤーは、その年の人気・機能・デザイン等に優れたオートバイをウェブによる一般投票と、議員や文化人などからなる審査委員による投票の合計ポイントが一番高かった車両をその年のバイクオブザイヤーとして表彰するもの。
2025年の大賞となった「XSR125」は、レトロな外観と現代的なパフォーマンスを融合させた「XSR」シリーズの末弟にあたる原付二種モデル。XSRシリーズの特徴である「不変性を感じるスタイル」と「最新コンポーネント」を融合させた“ネオレトロ”デザインが特徴だ。124ccエンジンを搭載し、重量137kgの車体は原付二種ならではの軽快さと扱いやすさを実現。同時に、維持のしやすさも特徴としており、10代・20代の若年層を中心に幅広い支持を得ている。
これらが評価され、原付部門で最優秀金賞を受賞、総合トップとなる日本バイクオブザイヤー2025にも輝いた。
ヤマハ XSR900 2025年モデル(セラミックアイボリー)ヤマハは、小型二輪部門でも『XSR900』が最優秀金賞を受賞している。2025年モデルで新設定された日本限定カラーの「アイボリー」が人気となり、モーターサイクルショーなどに展示され話題となっていた。このほかにもヤマハ車では電動部門で『E-Vino』が最優秀金賞を受賞した。
400ccクラスまでの軽二輪部門では、カワサキ『W230』/メグロ『S1』が最優秀金賞。外国車部門では中国ブランドのQJモーター『SRV250』が受賞している。
各部門のトップ3は以下の通り。
●原付部門
最優秀金賞:ヤマハ XSR125
金賞:スズキ GSX-R125
金賞:ホンダ PCX
●軽二輪部門
最優秀金賞:カワサキ W230/メグロ S1
金賞:ホンダ レブル250 Eクラッチ
金賞:スズキ Vストローム250SX
●小型二輪部門
最優秀金賞:ヤマハ XSR900
金賞:カワサキ Ninja1100SX SE
金賞:スズキ ハヤブサ
●外国車部門
最優秀金賞:QJモーター SRV250
金賞:KTM 990デューク
金賞:トライアンフ デイトナ660
●電動部門
最優秀金賞:ヤマハ E-Vino
金賞:カワサキ Ninja7ハイブリッド/Z7ハイブリッド
金賞:TSUBAME E-TIMES M-CREW










