VOLK RACING(ボルクレーシング)の中でも大人のイメージを強く備えたデザインを持つGシリーズ。中でも極細スポーク+ウェイトレスホールの洗練されたデザインで圧倒的な人気を誇るのが「G025」だ。その繊細でエモーショナルなフォルムに新たなカラーリング、シャイニングブロンズメタル(SZ)を纏った「G025 SZ EDITION」が追加された。今回はその新世代なブロンズカラーの魅力を探ってみたい。
深みと上質さを演出する新色「シャイニングブロンズメタル」

極細のスポークやウェイトレスホールを特徴とする「G025」は、本格的なスポーツホイールでありながらドレスアップ志向のユーザーにも広く受け入れられていて、このたび登場した新たなカラーバリエーションが「G025 SZ EDITION」だ。SZとはシャイニングブロンズメタルのカラーコードで、上質な佇まいにさらに深みと落ち着きをプラスする仕上がりとなった。

シャイニングブロンズメタルは、ボルクレーシングでは「ZE40」や「21A」「21C」「CE28-N-plus」といった人気モデルにも採用され、スポーツテイストの強いブロンズアルマイトに比べると奥行きと落ち着きが感じられるのが大きな魅力で、光の当たり具合によって表情が大きく変化して明るい場所ではブロンズがより強調され華やかさが際立ち、逆に影になるとダークな雰囲気が強調される。
ホイールのスポークトップやサイド、ラウンドしたラインやリムの内側まで、見る角度や照明によってさまざまな表情を見せてくれ、その陰影を生む秘密は下地にブラックを施し、その上から超光輝調のブロンズカラーを重ねるという手の込んだ技法にある。こうした工夫によって、シャイニングブロンズメタルならではの奥深さが際立つのだ。
大人のスポーツホイール=Gシリーズ、その本質とは…?

改めてG025の魅力にも触れておきたい。G025はボルクレーシングのGシリーズに属し、加速度のG/Graduate=卒業というダブルミーニングを持たせたモデルだ。スポーティな走りを楽しみながら、年齢を重ねて落ち着きを求める大人のユーザー層を強く意識している。
かつてはサーキットで競い合っていたユーザーが、今はゆとりのあるカーライフを楽しむ、そんなストーリーがこのGシリーズには込められている。“オトナボルク”という愛称も、まさにそんなコンセプトから生まれたものだろう。

スポーティでありながら、どこかエモーショナルなスタイリング。G025の極細スポークはボルクレーシングの中でも屈指のシャープさを誇り、この繊細さを実現したのもレイズ自慢の鍛造技術によるもの。大きくコンケイブしたスポークラインはリムフランジに直接つながり、大径感と応力分散の両立を図る。2×5ツインスポークデザインの採用も特徴的で、あえてボルトホールをスポークの付け根部分に内包することで強度とデザイン性を両立した。こうした設計ができるのも、長年の鍛造ノウハウと挑戦を続けてきた技術力の高さがあるからだ。
レイズ独自の技術力と意匠が光る『G025 SZ EDITION』

さらに注目したいのは、スポークの付け根部分に設けられたウェイトレスホールで、2×5のボルトホールのすぐ外側とスポークが二股に分かれる部分に横方向で肉抜きされており、これらはいずれも綿密な構造解析を経て実現されたもの。剛性への影響を最小限に抑えつつ、デザインアイコンとしても映えるポイントになっている。

もうひとつのこだわりは、G025 SZ EDITIONのモデル名やブランド名、メーカー名などがレイズの特許技術である「A.M.T.」(アドバンスド・マシニング・テクノロジー)で加工されている点で、リム奥に刻まれた上質な文字は従来のステッカー処理では表現できない質感の高さを演出してくれる。

G025 SZ EDITIONは、欧州車にも幅広く対応できるサイズ展開も魅力。特に5穴・P.C.D.=112のラインアップが充実し、BMWやメルセデスAMG、アウディなどのドイツ車など、多くの欧州スポーツモデルにもマッチする。もちろん国産スポーティモデルにも対応しており、性能もデザインも大人の余裕で楽しみたいユーザーにぴったりの一本だ。

新色シャイニングブロンズメタルを纏い、さらなる深化を遂げたG025 SZ EDITION。本格スポーツホイールとしての性能と、落ち着きある上質なデザインを両立させたこのモデルは、大人のユーザーが選ぶに相応しい“オトナボルク”といえるだろう。
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