2012年のトヨタ米国新車販売、26.6%増の208万台…5年ぶりの前年超え

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トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は1月3日、2012年の新車販売の結果を公表した。総販売台数は208万2504台と、4年ぶりに200万台を突破。前年比は26.6%増と、5年ぶりに前年実績を上回った。

トヨタブランドの乗用車系では、主力2車種の好調さが目立った。ベストセラー乗用車の『カムリ』は、前年比31.2%増の40万4886台と、2008年以来の新記録。『カローラ』は21.1%増の29万0947台だ。『プリウス』も23万6659台を売り上げ、前年比は73.4%の大幅増を記録した。

トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、新型投入を控えた『RAV4』が前年比30%増の17万1877台と牽引。『ハイランダー』も19.6%増の12万1055台と売れた。大型ピックアップトラックの『タンドラ』も22.6%増の10万1621台、小型ピックアップトラックの『タコマ』も27.7%増の14万1365台と支持を集めた。

レクサスブランドでは、SUVの『RX』が前年比15.5%増の9万5381台。新型を投入した『ES』は、37.4%増の5万6158台と大きく増加。新型『GS』も2万2160台を販売し、前年実績に対して6倍近い伸びを示す。

なお、トヨタの2012年12月単月の米国新車販売は、19万4143台。前年同月比は13.2%増と、13か月連続で前年実績を上回った。

米国トヨタ販売のジム・レンツ社長兼CEOは、「2012年、我々は米国に改良モデルを含めて19の新型車を投入。これが全販売のおよそ40%を占めた」と述べ、新型車が販売増に貢献したとの見方を示している。

《森脇稔》

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