10月のトヨタ米国新車販売、15.8%増…カムリ 好調

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トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は11月1日、10月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は15万5242台。前年同月比は15.8%増と、9月の41.5%増からは伸び率が鈍ったものの、11か月連続で前年実績を上回った。

トヨタブランドの乗用車系では、主力3車種の好調さが目立った。ベストセラー乗用車の『カムリ』は、前年同月比35.8%増の2万9926台。『カローラ』は29%増の2万0949台だ。『プリウス』は52.4%増の1万6774台と、引き続き大幅増。米国では、プリウスの販売台数に『プリウスc』(日本名:『アクア』)が含まれるため、大幅増はその効果でもある。

トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、『RAV4』が前年同月比2.4%増の1万0936台。『ハイランダー』は11%増の8909台と売れた。大型ピックアップトラックの『タンドラ』も24.5%増の8086台、小型ピックアップトラックの『タコマ』も19.8%増の1万2191台と人気を集めた。

レクサスブランドでは、SUVの『RX』が前年同月比3.5%増の6928台。新型を投入した『ES』は、38.9%増の5971台と大きく増加。新型『GS』は1521台を販売し、前年同月実績に対して5.7倍の伸びを示す。

トヨタの2012年1-10月米国新車販売は、前年同期比29.5%増の172万6666台。米国トヨタ販売のボブ・カーター副社長は、「今後も米国新車市場の好調さは続くだろう」とコメントしている。

《森脇稔》

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