
【株価】日産、いすゞは急ピッチの上げにスピード調整?
米国株安も売り買いが交錯し、全体相場は小幅ながら4日続伸。自動車株は利益確定の売りが優勢で、下げる銘柄が目立った。日産自動車が4日ぶりに反落。いすゞも騰勢一服。このところ急ピッチの上げが続いてきただけに、スピード調整の感が強い。

【新聞ウォッチ】ベッカムも顔負け、ゴーンさまさま・・・
3月決算期の株主総会シーズンが始まった。きのうはNTTドコモや日産自動車が株主総会を開いたが、話題を独占したのが日産のカルロス・ゴーン社長。きょうの朝日を除く各紙が「ゴーン社長を株主握手・写真攻め」(東京)などと報じている。写真撮影や握手攻めの光景は来日中のベッカム選手や有名タレント顔負けの人気ぶりだったという。

【株価】日産自動車が1100円台乗せ、いすゞは200円台も射程
日産自動車が3連騰。この日の株主総会で役員報酬総額の引き上げ、取締役数の削減と03年度の中間配当を増配することを決定。さらに、米調査会社ハーバー&アソシエイツによる北米自動車生産性調査で、同社のテネシー・スマーナ工場が首位の座を獲得した。

米生産性調査、日産が1位を獲得
日産自動車は19日、米テネシー州スマーナ工場が、「北米ハーバーレポート2003」において、最も生産効率が高い自動車工場として認められた、と発表した。同レポートによると、スマーナ工場は、自動車1台当たりの組み立て時間が16.83時間と、北米の全生産工場のなかで最も短かったことから、総合評価で1位を獲得した。

日産の新しい執行役員体制---カルロス・ゴーン共同会長
日産自動車は19日、定時株主総会後の取締役会で、執行体制の変更を決定した。取締役は塙義一会長が退任して、相談役名誉会長に就任するとともに、カルロス・ゴーン氏と小枝至氏が取締役共同会長及び代表取締役に選任された。

役員報酬は株価が決める? 日産が新しい役員インセンティブを導入
日産自動車は、19日開催の株主総会で、取締役の報酬の引き上げと株価連動型インセンティブ受領権を役員に付与することを決議した。業績と株価がアップすれば、役員は高額な報酬を得られる。

【株価】日産が一時1100円台、いすゞは5連騰と絶好調
米国株高、海外投資家の買いを受け、全体相場は続伸。自動車株は前日に続き全面高となった。日産自動車が、前日比47円高の1092円と大幅続伸。一時1990年7月以来の1100円台まで上げた。いすゞも絶好調で、15円高の182円と5日続伸。

日産サンダーランド工場で、新型『マイクラ』の10万台生産達成へ
日産の英サンダーランド工場では、18日夜(現地時間)に、今年1月より販売を開始した新型『マイクラ』(日本名『マーチ』)の生産台数が10万台に達することがわかった。新型マイクラは、昨年11月に同工場で生産を開始したもので、その際には、トニー・ブレア首相やカルロス・ゴーン日産社長も立ち会い、イギリスでも大きく報じられた。

【株価】日産が12年10カ月ぶりの高値圏、いすゞは人気持続
中国・広州で『サニー』の生産を開始した日産自動車が急反発、1990年8月以来12年10カ月ぶりの水準まで上げた。いすゞは野村証券を中心とした買いに続伸。排ガス規制強化を背景にした買い換え需要から業績は上方修正含みとあって、市場の人気が継続している。

三菱重工、日産と共同開発のフォークリフトを発売
三菱重工業は、日産自動車と共同開発した新型フォークリフト『グリンディア』を、今月下旬から発売する、と発表した。日本のほかシンガポール、マレーシアなどで販売する。三菱重工と日産は2000年にフォークリフトの製造事業で提携。今回が初の共同開発製品となる。