【新聞ウォッチ】ベッカムも顔負け、ゴーンさまさま・・・

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール

2003年6月20日付

●東電、23日から「でんき予報」開始 (読売・1面)

●ホンダや古河電工、操業日振り替え節電協力(読売・10面)

●ホンダ、航空機産業に参入 プロペラ機のエンジン生産、今秋にも申請、吉野浩行社長に聞く(朝日・13面)

●地上波デジタル放送、車内テレビも高画質の時代? 自動車業界が注目(朝日・33面)

●日産株主総会開く、株主対策、ゴーン流「05年以降も関与」に出席者たちも一安心(毎日・8面)

●全日本トラック協会の新会長に高橋喬郎・川崎運送社長就任(毎日・8面)

●危険運転に懲役13年、飲酒、無免許、信号無視で5人死傷、大阪地裁判決「まさに走る凶器」(毎日・26面)

●トヨタ、「リサイクル指針」策定(産経・9面)

●道路公団OBが「100人委」改革つぶし阻止へ決起、藤井総裁の手法に抗議(東京・2面)

●伝説の名車、「ヨタ8」復活、アイシン精機技術者ら90人、スクラップ同然を2年で(東京・8面)

●低公害エンジン開発へ、ダイムラー・三菱ふそうなど、大型トラック向け(日経・1面)

●道路整備地方に裁量、一律規格、弾力的に、国交省 乗用車専用道も可能(日経・5面)

●消費税率2ケタ「避けられない」宗国自工会会長(日経・13面)

●ヤマハ発、スズキ、二輪車の伸び鈍化、今期営業利益 低価格車の比率高まる (日経・17面)

●地図大手のゼンリン、パイオニアの子会社提訴へ「カーナビ」に無断複製(日経・42面)

ひとくちコメント

3月決算期の株主総会シーズンが始まった。きのうはNTTドコモや日産自動車が株主総会を開いたが、話題を独占したのが日産のカルロス・ゴーン社長。

きょうの朝日を除く各紙が「ゴーン社長を株主握手・写真攻め」(東京)などと報じている。写真撮影や握手攻めの光景は来日中のベッカム選手や有名タレント顔負けの人気ぶりだったという。

総会終了後は、取締役と株主がビールを片手に対話する懇談会も開かれた。株主との親睦を深める、文字どおり“開かれた総会”は日本の企業では極めて異例。

もっとも総会では「ゴーン社長がルノーに帰ったら、株主はどうすればいいのか」という質問が飛び出したが、ゴーン社長は「2005年以降も両社の経営トップを兼務する」と明言したという。裏を返せば、現時点でも「ポスト・ゴーン」がしぼれ切れない状態とみられており、株主も“脱ゴーン”問題をどうクリアするのかが最大の関心事となっている。

《福田俊之》

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